注文住宅の間取りを考えるのはとても楽しいことですが、同時に難しさもあり、悩みや疲れ抱えてしまう方も少なくありません。
そこで今回は、おしゃれで暮らしやすい注文住宅の間取りをスムーズに決める手順やコツをご紹介します。
マネしたくなるおしゃれな間取りアイデアや良くある失敗と対策もセットで解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
■初めての家づくりで戸惑うのは当然
ほとんどの方にとって注文住宅づくりは初めての経験ですから、戸惑ってしまうのは無理もありません。
昔から「3軒建てないと理想の家にはならない」と言われるように、住まいづくりはとても難しいものです。
難しいだけに間取りの決め方はとても重要で、最終的なクオリティや満足度の差となって現われます。
正しい間取りの決め方を覚えて、暮らしやすいマイホームをスムーズに建てましょう♪
■注文住宅間取りの決め方
手順①:家族で理想の住まいを話し合う
注文住宅づくりではいきなり間取りを考え始めるのではなく、まず家族で理想のデザインやライフスタイルについてじっくり話し合いましょう。
「もっと収納がほしい」「友達を呼んでお茶会したい」「趣味スペースを作りたい」など、不満・要望・理想どんなことも間取りづくりの材料になります。
できる・できないは後の段階で整理するとして、まずはたくさんの理想イメージをリストアップしてみてください。
材料がたくさん出るほど、後の間取りづくりの精度が高まります。
手順②:たくさんの間取りをインプットする
ある程度理想の住まい像が見えたら、次になるべくたくさんの間取り実例をチェックしてインプットします。
勉強するつもりだと大変ですから、空き時間にパラパラと雑誌やホームページを眺めるだけでOKです。
ここでインプットした間取りはプラン作りの材料になりますから、バリエーションが増えるほど理想の住まいに近づくことができます。
デザインテイストも限定せず、和風・モダン・ナチュラルなど、なるべく幅広くチェックしてみると好みが見えてきます。
お気に入りの間取りやデザインがあったらブックマークしておいて、プラン作りの際に私たちプランナーに見せていただくとさらにスムーズです。
手順③:ハウスメーカーに相談する
①~②でなんとなく理想のイメージが固まったら、モデルハウスを訪問しながらハウスメーカーに話を聞いてみる段階です。
ハウスメーカーによって得意な間取りやプランの自由度は異なりますので、「理想の間取りを実現できるか?」という視点でチェックしてみてください。
一般的には複数のハウスメーカーに間取りプランと見積もり依頼しますので、なるべく同じ要望を伝えるようにしましょう。伝える要望がバラバラだと出てくるプランや見積もり金額を比較できず、相見積もりの意味がなくなってしまいます。
①でまとめた意見をリストアップして、それぞれのハウスメーカーに渡すのもおすすめです。
手順④:出てきたプランを練り上げる
各社から見積もりと間取りプランが出てきたら、その中から一社を選んでプランを細かく練り上げていきます。
私たちハウスメーカーからの提案、お客様ご自身のご要望や意見を合わせ、少しずつプランを理想の形に近づけていきます。
時間をかければ良いというわけではありませんが、ある程度の回数と手間をかけてじっくり取り組む段階と考えましょう。
ハウスメーカーの選び方について詳しく知りたい方は、下記のコラムを参考にしてみてください。
■おしゃれな注文住宅の間取りアイデア
実際の注文住宅の中から、おしゃれで暮らしやすい間取りアイデアをピックアップしました。
各詳細ページには間取り全体の写真やデータもありますので、気になった間取りが合ったらぜひチェックしてみてください。
・リビング階段
【事例を見てみる】⇒ライフスタイルに合った間取りで快適住まい
最近は、階段をリビングに配置して回廊のように使うおしゃれな間取りも増えてきました。
リビング階段は家族のコミュニケーションが自然に生まれるので、子育て世代の方にもおすすめです♪
・吹抜け
【事例を見てみる】⇒広々とした空間が印象的な、リゾート感あふれる住まい
大きな開放感とデザイン性を得られる吹抜けの間取りも、おしゃれなマイホームを目指すならぜひ検討したい選択肢。
リビング全体の大きな吹抜けから、部分的な吹抜けなどバリエーションも豊富です。
・畳小上がり
【事例を見てみる】⇒空間を意識した、自然光降り注ぐ開放感のある住まい
キッズスペースやアイロンがけなど多目的に使える畳小上がりは、デザイン・実用性ともに優れた間取りアイデアの一つ。
和モダンだけでなく洋室にもマッチして、おしゃれなアクセントとしても機能してくれます。
・デスクスペース
【事例を見てみる】⇒緑と自然が溢れる、SOHO ライクな暮らし。|八王子市
テレワークの普及とともに、マイホームのデスクスペースも一般的になりつつあります。
在宅勤務だけでなくお子さんの宿題や家計簿つけなど、共有デスクスペースとしても活躍してくれます。
・ルーフバルコニー
【事例を見てみる】⇒ライフスタイルに合った間取りで快適住まい
プライバシーと大きな開放感を両立できるルーフバルコニーは、都市部のアウトドアリビングにピッタリ♪
お子さんやペットの遊び場、趣味の運動スペースなど、さまざまな用途に活用できます。
・ビルトインガレージ
【事例を見てみる】⇒デザイン、性能すべてにこだわった快適住まい
広い土地が少ない市街地では、ビルトインガレージで駐車スペースを確保するのも一つのアイデア。
ビルトインガレージは外観全体がすっきりまとまる上、乗り降り時に雨に濡れないといったメリットもあります。
■注文住宅の間取りでよくある失敗と対策
・収納が足りない
収納不足はマイホームの失敗に挙げられることが多いポイントですから、しっかり対策しましょう。
収納づくりのポイントは、必要な量を使いやすい場所に配置することです。
無計画にただ各部屋へ収納を一つずつ作るのではなく、実際にしまうモノや動線にも配慮するのが使いやすく仕上げるコツ。
収納間取りの考え方については下記のコラムも参考にしてください。
・リビングが暗くて狭い
図面では分からない開放感や日当たりも、間取りづくりでよくある失敗パターン。
特に過ごす時間が長いリビングは、狭さや暗さを感じると大きな不満につながります。
対策としては、モデルハウス見学で数字上の広さと感覚のズレを減らすのが効果的です。
実際に現地を訪れてみて、時間帯ごとの日当たりをチェックするのもおすすめ。
・外からの視線で落ち着かない
日当たりを良くするために大きな窓をつくると、お隣や通りからの目線が気になってしまうことがあります。結局カーテンを閉めっぱなしだと、せっかくの窓が活かせません。
特にリビングや寝室を1階につくるときは、窓の外との位置関係に注意しましょう。
目線が回避できそうにない時は、高窓(ハイサイドライト)やフェンスなどで視線を遮るのが効果的。
・家具が収まらない
マイホームが完成していざ荷物を運び入れたら、ソファやテレビボードの収まりが悪いというのも多い失敗談です。コンセントの位置が悪く、テレビやルーターを置く場所に困るケースも。
間取りを考えるときは、必ず家具の収まりを図面上で細かくチェックしましょう。図面のコピーに実際の家具寸法を書き込んで確認すれば、収まりの悪さを回避することができます。
・動線が悪く不便
パズルのように必要な間取りを詰めこむだけだと動線効率が悪くなり、家事や生活が不便な家になってしまいます。
例えば洗濯機置き場から二階のバルコニーまで遠いと、重たいカゴを持って移動する距離が伸びて大変ですよね。
動線効率の悪化を防ぐには、生活を細かくシミュレーションして対策しましょう。
朝起きてから出かけるまで、買い物から帰って荷物をしまうなど、一つ一つの動線を図面上でチェックしてください。
■まとめ:正しい手順で理想の間取りを作りましょう♪
注文住宅の間取りは、取り組み方一つで効率やクオリティが大きく変わります。
今回ご紹介した手順も参考にしていただき、理想の間取りを効率的につくりましょう。
東京・神奈川・埼玉の首都圏エリアの注文住宅なら、私たちウェルホームにもぜひご相談ください。
幅広いデザインと間取りの自由度で、お客様のライフスタイルに合わせた理想のお住まいをご提案いたします。
八王子・立川・横浜にモデルハウスがございますので、ぜひお気軽にご来店ください。