シンプルモダンやホテルライクな家で定番の白い床、あこがれる方も多いのではないでしょうか。
白い床は明るくて高級感のあるお部屋づくりが魅力ですが、汚れやキズなどのデメリットも気になるところ。
今回は白い床のメリット・デメリット両面と、新築で選んでも後悔を防ぐポイントを解説します。
最後に、白い床を採用したおしゃれな注文住宅も紹介しますので、参考にしてください。
■白い床のメリット
・明るい部屋になる
反射率の高い白を床に選ぶと、窓からの光がお部屋全体に広がって明るくなるのが大きなメリットの一つ。
また床面は視界の大部分を占めるため、白い床にするだけで気持ち的にもパッと明るくなる効果が期待できます。
特に朝から日中過ごすことが多いリビング、窓が少なく暗くなりがちな洗面所など、いろいろなお部屋と相性が良いです。
・開放感がアップ
膨張色である白のフローリングは、お部屋を広く見せる効果も持っています。
ブラック・ブラウンなどの収縮色と比べると、同じ面積でも開放感がアップして過ごしやすいお部屋に♪
リビングの広い床面はもちろん、廊下やトイレなど小さな面積でも開放感アップ効果が期待できます。
・どの家具とも合わせやすい
シンプルなホワイトの床面は、ソファやテーブルのカラー・柄を選ばないのもうれしいポイントです。
一般的な木目のフローリングは相性の良いカラーがある程度決まりますが、ホワイトならほとんどのカラーと合わせられます。
家具の買い替えでお部屋のテイストをがらりと変えることもできるので、長年暮らしても飽きにくい点も魅力ですね。
■白い床のデメリット
・安っぽく見えることもある
白い床は明るくて開放感がある反面、素材によっては高級感が無く安っぽくなってしまうことも・・・。
床と家具、内装の組み合わせが悪いと、賃貸住宅のようなチープな雰囲気になりやすいです。
選ぶ床によって仕上がりが変わるのはほかの色も同様ですが、ホワイトは特に注意すべきでしょう。
・ホコリや汚れが目立つ
真っ白に近い床を選ぶと、他の色よりホコリ・ゴミ・汚れがより目立ってしまうのもデメリットです。
共働きなどで忙しく、毎日掃除機をかけられないご家庭だとホコリが気になるかもしれません。
裸足で歩くことが多いお子さんが居ると、皮脂汚れによる黒ずみが目立つケースもあります。
・抜け毛が目立つ
人間・ペットの抜け毛が落ちていると目立つのも、白い床で後悔する方が多いポイントです。
特に脱衣所やトイレなど毛が落ちやすい場所は、白い床のデメリットが目立ちます。
・傷が目立つ
イスの引きずりキズやモノを落とした凹みキズも、白い床は目立ちやすいです。
ナチュラルカラーのフローリングは簡易補修材が豊富ですが、ホワイトだとDIY補修が難しいです。
・生活感が目立つ
シンプルな白い床のお部屋は、モノが散らかると生活感が強調されてしまうのも要注意ポイント。
ポツンとモノを置いたときに目立つため、常に整理整頓が求められます。
■白い床の家で後悔を防ぐポイント
・大きいサンプルで見比べて選ぶ
一口に白い床と言っても表面のツヤ仕上げや柄はさまざまなので、必ず大きなカットサンプルを見て選びましょう。
カタログの写真や小さいサンプルだと雰囲気がつかみきれず、仕上がりのイメージ違いで後悔することが多いです。
最終決定の前に実物のサンプルを見て、質感や肌触りなどもチェックすると仕上がりのギャップを緩和しやすいです。
実際に床面に置いて遠くから見てみるなど、いろいろな角度・照明での見え方もチェックしてみてください。
・インテリアもトータルコーディネート
白い床で安っぽく見えるのを防ぐため、インテリアも含めた仕上がりをコーディネートしましょう。
テーブルやソファまで含めて考えることで、床を主役・脇役どちらにするのかイメージしやすくなります。
ホワイトはなんでも合わせやすいのがメリットですが、お部屋全体で統一感を出すとグッと魅力が増します。
内装単体で考えるのではなく、引っ越し後の完成形をイメージしてトータルコーディネートしてください。
・お掃除しやすいレイアウトにする
白い床のホコリや抜け毛で後悔しないようにするには、お掃除のしやすさにこだわるのが大切です。
特に家族みんなが過ごしてホコリが溜まりやすいリビングは、シンプルなお部屋の形にするとお掃除がラクになります。
凹凸が減るほど角にホコリが溜まりにくくなるのも、清潔感のキープにつながりますね。
毎日掃除機をかける時間を取れない方は、床面をフラットにしてロボット掃除機を活用するのもおすすめ。
・収納を増やしてモノを置かない
前述したように白い床は生活感が目立つため、造作収納を増やして床にモノを置かないことも重要です。
収納が足りないとリビングや寝室にモノがあふれ、せっかくの美しい白い床の魅力が見えません。
市販のキャビネットも床面が狭くなってしまいますし、角や裏にほこりが溜まるので避けたほうが良いです。
クローゼットだけでなく床下収納や小屋裏収納などのアイデアも活用し、十分な収納力で白い床を美しくキープしましょう。
・傷や汚れに強い床材を選ぶ
小さなお子さんやペットが要るご家庭で白い床を選ぶなら、防傷・防汚機能などを持つ高耐久のものがおすすめです。
新築早々に床のキズが付くとかなりガッカリしますし、毎日眺めるのはつらいものです。
はじめのうちはカーペットやマットを敷く手もありますが、せっかくの白い床が隠れてしまうのは本末転倒。
白い床の場合特にキズや汚れが付きにくい床材を選び、美しい状態で気持ちよく過ごせるようにしましょう。
■白い床がおしゃれな注文住宅事例
最後に、実際に白い床を採用したおしゃれな注文住宅をご紹介します。
事例①:大理石調フロアのホテルライクなLDK
光沢のある大理石調フロアとモノトーンの内装を組み合わせ、リゾート感のあるホテルライクなLDKに。
キッチンや扉まで床と同じホワイトで統一し、アクセントのブラックが引き立っていますね。
【事例を見る】⇒個を尊重しつつ、家族のあたたかさを大切にした住まい
事例②:白い床でゾーニング
リビングは高級感のある大理石調フロア、ダイニングキッチンは温かみのある木目フロアを使い分け。
それぞれの過ごし方に合わせ、同じ空間で壁を使わずゾーニングを実現しています。
リビングはアクセントウォールも石材でそろえ、統一感のあるスタイリッシュな仕上がりに♪
【事例を見る】⇒ホワイト×グレーでスタイリッシュかつあたたかみのある住まい
事例③:ホワイト×パステルカラーのポップなリビング
白いフローリングで存在感を抑え、パステルグリーンのアクセントとクライミングウォールが引き立つリビングです。
床・壁をシンプルなホワイトに統一し、アクセントを目立たせるのも効果的なテクニックデスね。
【事例を見る】⇒高い断熱性と防音性の構造を最大活用。 家族のたくさんの希望を叶えたお家。|立川市
■まとめ
他のカラーにはない魅力たっぷりの白い床は、明るく高級感のある雰囲気づくりにピッタリ。
汚れやホコリが目立つなどのデメリットもありますが、しっかり対策すれば後悔のないマイホームも作れます。
メリット・デメリット両方をしっかり把握して、選択肢の一つとして検討してみてください。
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