立川は東京都多摩地域のほぼ中心に位置し、周辺への交通アクセスもよく、駅周辺には充実した施設が立ち並ぶことで居住エリアとして人気の高い場所です。
そこで今回は、これから立川に家を建てようと考えている方に向けて、立川の情報や家を購入する際のポイントを紹介していきます。
目次
■東京都立川市に家を購入する際の価格相場はどれくらい?
■立川市に建てた家の施工例を紹介
■立川エリアの特徴を紹介
■立川市に家を建てる際利用可能な補助金制度
■まとめ:立川に家を建てる際は周辺環境を調べ補助金制度を利用しよう
東京都立川市に家を購入する際の価格相場はどれくらい?
東京都が公表する「令和2年度東京都基準地価格」によると、立川市の住宅地の平均基準地価格は249,300円/㎡(80,939円/坪)です。
また、2019年のフラット35の調査で東京都全体で注文住宅のためにフラット35を利用した人の平均建築費は4,125.8万円となりました。一方、敷地の平均は150.6㎡です。
ここから、立川市の住宅用地の相場をもとに土地購入・建築費を合わせた合計額をだすと、7,880万2,580円となります。しかしこれはハウスメーカーや施工業者によって大きく変動するため、一つの参考として予算を決め、希望の土地・家づくりをしましょう。
立川市に建てた家の施工例を紹介
ここでは、実際に「WELLHOMES」にて、東京都立川市に一戸建てを建てたお客様の施工事例を紹介していきます。
それぞれ家族構成や家のデザインも異なり、お客様のご要望も多岐に渡るため、これから家を建てる際のデザインや間取りの参考にしてみてください。
・空間のつながりを意識した、開放感あふれる素敵な住まい
アイランドキッチンを中心とし「リビングと吹抜」「キッチンと小上がり和ダイニング」「キャットウォークと下がり天井」で縦・横につなぐことで、一体感のある空間にしました。
和室は扉で遮ることの出来るつくりとなっていますが、LDKとのつながりを強調する為に、キッチンからの下がり天井のクロスの色をそろえました。色調はキッチンに合わせてダークトーンでまとめ、TVまわりの壁に間接照明をつけることで、奥の収納スペースの存在感を抑える工夫をしています。
・欧州風のおしゃれなデザインと機能性の同居した二世帯住宅
立川市に建てた延床面積約170㎡の二世帯住宅です。玄関スペースを世帯で分け、室内には子供の遊び場や在宅ワークも可能なワークスペースがあるだけでなく、なんとルーフバルコニーも完備しています。二世帯でゆったりと暮らすことができる家となりました。
・中庭から光がふりそそぐスタイリッシュモダン二世帯住宅
閑静な住宅街に一際存在感のあるスタイリッシュモダンのお家が出来上がりました。窓の位置や大きさ、外壁アクセントがすべて計算されているので、こだわり感が存分に感じられる邸宅。なんと言っても最大の特徴は中庭があり、キッチン、ダイニング、リビングとどこにいても、光と風を感じる事が出来て、心地良い空間を演出しています。
立川エリアの特徴を紹介
東京都立川市とはどのような場所なのでしょうか。生活をするにあたり、通勤のしやすさ、生活必需品の購入のしやすさ、子育てのしやすさといった環境に対する情報はなるべく集めておきたいものです。
ここでは、立川エリアの特徴について紹介していくので、住む地域に望む条件と照らし合わせて参考にしてみてください。
・交通の便が良い
立川エリアの一番の特徴ともいえるのが交通の便のよさです。立川はJR立川駅だけでなく、多摩モノレールの駅(立川北駅・立川南駅)もあるため、首都圏の主要駅へのアクセスもしやすくなっています。
都心から少し離れるものの、新宿駅まで約30分ほどで行けるため通勤にも便利なだけでなく、中央線が通っているため買い物などを楽しむことも可能です。
また、立川は路線バスも充実しています。立川南部に走る立川通りは沿いは路線バスの本数が多く、多方面へのバスが通っているため、通勤・通学には非常に役立つでしょう。
・ファミリー層に人気があり治安が良い
立川駅周辺の繁華街は賑わいをみせていますが、少し駅から離れると閑静な住宅街が広がっています。ファミリー層が多く、実際に住んでいる人からは「静かで落ち着いている」「子供がいても安心して住める」といった声が多いです。学校も多く、昭和記念公園といった緑もある地域であるため、子育てにも適しているといえるでしょう。
また、ご近所同士挨拶を交わすなど近所付き合いもあるようなので、静かで穏やかな環境で暮らすことができます。一方、夜間の駅周辺の騒々しさを不安に思う人もいるかもしれませんが、住むエリアを住宅街に絞って探せば治安の心配もほとんどありません。
・駅周辺の施設が充実している
立川駅周辺は駅ビルを含めデパートやスーパー、大型の家具店といった商業施設がとても充実しています。まさに「立川で買えない物はない」といったように、一度立川に住んでしまうと便利すぎて他のところには住めないといった声もあるようです。
駅に直結してエキュートやグランデュオなどに行けるため、仕事帰りや学校帰りに買い物に立ち寄ることもできます。駅周辺は常に開発が進んでおり、今後も暮らしに役立つ新たな施設ができていくでしょう。
立川市に家を建てる際利用可能な補助金制度
立川市で新築を建てる際、利用可能な補助金制度について解説していきます。
これらは立川市独自のものではなく、東京都が地球温暖化防止の観点から進めているものです。高断熱・高気密化、太陽エネルギーの利用などで消費エネルギーを削減できる性能の住宅新築に対し、補助金を設置しています。
・家庭における熱の有効利用促進事業
東京都では、都内のエネルギー消費量の約3割を占める家庭部門の省エネルギー対策を推進していくため、熱の出入りが大きい窓、ドアの断熱改修や再生可能エネルギー由来の熱利用機器の導入促進に向けて、令和2年度から住宅における断熱改修や熱利用機器の設置にかかる費用の一部を助成する事業を開始しました。
・高断熱窓:費用の6分の1を補助(上限は50万円/戸)
・高断熱ドア:費用の6分の1を補助(上限は8万円/戸)
・太陽熱利用機器:費用の2分の1を補助(上限は45万円/戸)
・地中熱利用機器:費用の2分の1を補助(上限は150万円/戸)※規定あり
参考:クール・ネット東京「家庭における熱の有効利用促進事業(高断熱窓・ドア)」
・東京ゼロエミ住宅導入促進事業
東京都では、都内のエネルギー消費量の約3割を占める家庭部門の省エネルギー対策を推進し、東京の地域特性を踏まえた省エネ性能の高い住宅を普及させるために、令和元年より「東京ゼロエミ住宅」を新築した建築主に対し、その一部を助成する事業を実施しています。交付申請において予算を超える場合には抽選での決定となり、令和3年度第4回の受付開始は9月27日です。
・助成金額
戸建て:50万円/戸、集合住宅:20万円/戸
※令和3年度から助成金額が変更になっています(令和2年度は戸建て:70万円/戸、集合住宅:30万円/戸)
・その他に
ゼロエミ対象住宅に太陽光発電システムを設置する場合は、10万円/kwの追加補助あり(上限100万円)
参考:クール・ネット東京「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」
まとめ:立川に家を建てる際は周辺環境を調べ補助金制度を利用しよう
立川市は交通のアクセスが良く、通勤・通学には適しているといえるでしょう。また、駅や駅周辺には商業施設が多いため、生活に必要なものはなんでも揃うといっても過言でははありません。
これほどの賑わいをみせる充実した駅ですが、少し駅から離れるとそこは自然が広がり都内にいることを忘れさせてくれるような閑静な住宅街となります。自然公園や学校など教育施設も多いため、子育てにも最適です。
住宅を建てる際の補助金もあるので、建てる家の種類によってはお得にマイホームを手に入れることもできます。また、今回紹介した補助金以外にも、省エネ住宅に関する補助金や住宅ローン減税などを活用してみてはいかがでしょうか。
今回の記事を参考に、住みやすい地域で、家族がいつまでも快適に暮らせる新築プランを立ててみてください。