マイホームづくりでよく目にするモダンテイスト。

シンプルでコストパフォーマンスが良く、どのような街並みにもマッチするモダンデザインは、これからの家づくりにピッタリです。

今回はモダンな家の特徴や作り方について、内装・外観ともに詳しく解説していきます。

後半では実際に建てたモダンテイストの注文住宅もたくさんご紹介しますので、ぜひデザインの参考にしてみてください。

 

 

■現代はモダンな家づくりがおすすめな理由

・バリエーションが豊富

一口にモダンな家と言っても、さまざまな国や時代の派生スタイルがあり、実はバリエーションが豊富です。

 

カッコいい・かわいい・上品など、どのお好みにも対応できるのはモダンテイストの大きな魅力です。

 

・長く愛せるデザイン

シンプルに仕上げるモダンな家は内装・外観ともに飽きにくく、長く暮らすこれからの住宅にピッタリです。

デザイントレンドに左右されず年数が経っても古く見えないため、将来のリフォーム費用を節約できるのも意外なメリット。

内装もシンプルなので家具やインテリアとの相性が幅広く、好みの変化に対応しやすいのも特徴です。

 

・コストパフォーマンスに優れる

モダンテイストはゴージャスな装飾を使わないため、コストを抑えつつおしゃれに仕上げることが可能です。

ムダな物にお金をかけず機能や性能にこだわれば、結果的に暮らしやすさや光熱費の節約にもつながります。

 

 

■モダンな家の特徴・作り方

 

【内装】

 

・ベースはシンプルにつくる

モダンテイストの内装はシンプルにまとめるのが基本。

自由度の高い注文住宅ではついアクセントを盛り込みたくなりますが、ベースはシンプルに抑えましょう。

「ちょっと物足りない」くらいでも、家具やインテリアを入れるとちょうどよく見えることも多いです。

この後紹介する工夫で、シンプルでも安っぽく見えない内装を作れるので安心してください。

 

・凹凸を減らして直線的に

間取りの凹凸を無くしてなるべくキレイな四角形に仕上げるのも、モダン内装をセンス良く見せるコツの一つです。

特に広いLDKは直線的に構成することで、よりスタイリッシュなイメージを作りやすくなります。

凹凸が少ないとホコリが溜まりにくく、ロボット掃除機を使いやすくなるのもうれしいメリット♪

家具配置の自由度も高くなるので、結果的にムダのない家づくりにもつながります。

 

・2～3色にまとめる

モダンな内装は色数をなるべく抑え、全体で2～3色にまとめましょう。

シンプルモダンで定番のモノトーンカラーは、ベースのホワイトとブラック・グレーの組み合わせでカッコ良いイメージに。

ナチュラルモダンの場合は、温かみのあるベージュと木目を組み合わせ、フローリング・窓枠・ドアなどを統一するとグッとおしゃれに仕上がります。

3色使う場合は、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの順に「7：2：1」の割合にするとまとまりが良くなります。

お部屋の広さや形によってもバランスは変わりますが、一つの目安にしてみてください。

 

・インテリアとトータルコーディネート

テーブル・ソファ・カーテンなどインテリアまでトータルコーディネートすると、より完成度の高いモダン内装に仕上がります。

フローリングとテーブルのカラーを合わせたり、インテリアも含めてバランスを考えたりしてみましょう。

お気に入りの家具をそのまま使う場合や購入したいモノが決まっているなら、逆算して内装を合わせていくのも一つの考え方です。

モダンテイストは比較的インテリアを選びませんが、お互いの魅力が引き立つ組みあわせを考えてみてください。

 

【外観】

・シャープなシルエットにこだわる

外観のイメージは屋根や外壁のシルエットに大きく左右されるので、シャープで現代的な形にこだわりましょう。

例えば可愛らしい切妻屋根より、シャープなイメージを作りやすい片流れ屋根の方がモダンテイストと相性が良いです。

屋根の角度や組みあわせによってもイメージが変わるので、いろいろなパターンを試してみましょう。

 

・軒は小さく

外壁から飛び出した屋根の軒は、なるべく小さくするとモダンなイメージになります。

軒の出幅が大きいと、昔ながらの日本家屋的な印象になってしまいます。

現代の住まいは外壁材の耐久性やサッシの防水性能が上がっているので、軒が小さくても大きなデメリットはありません。

意外と影響が大きいポイントなので、なかなか思うようなデザインにならないときは軒をチェックしてみてください。

 

・窓配置で現代的に見せる

住まいの表情に大きく影響を与える窓のサイズと配置も、モダンテイストの外観づくりで重要なポイントです。

例えば大きな引き違い窓一つを複数のスリット窓に分割するのは、スタイリッシュなモダン外観の定番。

中残が無くすっきり見えるスクエア窓やFIX窓も、モダンなイメージを作りやすいです。

お部屋側のデザインや採光にも配慮しなければいけませんが、窓の外観イメージにもこだわってみてください。

 

・外構もシンプルに

玄関アプローチや駐車場といった外構部分のデザインにもこだわると、モダンな外観デザインがより引き立ちます。

外構もベースはシンプルに仕上げ、建物とカラーや材質を揃えるとグッと魅力的になります。

コンクリートやアルミだけで冷たいイメージになってしまうなら、シンボルツリーや花壇を効果的に配置しましょう。

建物が完成してから外構工事を行う場合も、大まかなプランを同時に考えるとイメージしやすくなります。

 

■モダンテイストの注文住宅事例

最後に、実際の注文住宅の中からおしゃれなモダンデザインをピックアップしてご紹介します。

 

事例①

ホワイトをベースにしたシンプルモダンの外観は、さわやかなイメージでいつまでも色あせません。

玄関ドア・目隠し・門柱の木目アクセントが効いて、温かみや高級感も感じられます。

 

内装はフローリングの木目を活かした、ナチュラルモダンでまとめています。

ダウンライトや間接照明が現代的なイメージを生み出し、落ち着きがありつつスタイリッシュなリビングに。

 

和モダンテイストの小上がり和室は、ヘリ無し畳やダウンライトで洋室と合わせても違和感がありません。

 

【事例を見てみる】⇒空間のつながりを意識した、開放感あふれる素敵な住まい｜立川市

 

事例②

シャープなシルエットの二階建て外観は、モダンテイストのお手本のような仕上がり。

同系色の3色をバランス良く配置しているので、雑多な印象がありません。

 

キレイな長方形のLDKは、カラーリングや照明のチョイスで現代的なイメージに。

 

和モダン小上がりに中二階のデスクなど、現代的な間取りアイデアもたくさん盛り込んでいます。

 

【事例を見てみる】⇒空間を意識した、自然光降り注ぐ開放感のある住まい

 

事例③

ブラック一色の外観は、シンプルなパワーボード外壁と合わさって現代的なイメージを生み出しています。

 

ダウンフロア・リビング階段・中二階を組み合わせたリビングは、シンプルながらスタイリッシュなモダン空間に。

 

【事例を見てみる】⇒ダウンリビングと吹き抜けで開放的に、空間のつながりを意識した住まい

 

■まとめ

シンプルかつおしゃれなモダンテイストは、内装・外観ともに現代の家づくりにピッタリ♪

バリエーションが豊富なので意外とご近所でのデザイン被りが少なく、家が近い首都圏のマイホームにもおすすめです。

今回ご紹介した以外にもたくさんのモダン施工事例がありますので、こちらもお時間のある時にどうぞ。

 

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