二世帯住宅づくりでは快適性や間取り効率も重要ですが、満足度を高めるおしゃれなデザイン性も無視できない要素です。
2つの意見をまとめるのは難しく感じるかもしれませんが、上手に設計すれば素敵な二世帯住宅になりますよ♪
今回は実際のおしゃれな二世帯住宅の実例を見ながら、おしゃれに仕上げるコツやこだわるべきポイントを学んでいきましょう。
Contents
■おしゃれな二世帯住宅は建てられる?
二世帯住宅は親子の意見が分かれて難しいイメージがありますが、実は普通の家よりおしゃれに仕上げやすい面もあります。
一般的な家より床面積とシルエットが大きくなるので、印象の強いカラーやアクセントも選びやすくなるのです。
リビングも2つあるのでそれぞれの好みに合わせてつくれますし、デザイン性と部屋数を両立させるアイデアもたくさんあります。
確かに2家族の意見をまとめるのは少し大変な面もありますが、こだわる価値は十分あります。
二世帯住宅は暮らしやすさだけでなく、おしゃれなデザイン性にもしっかりこだわってみましょう。
■東京のおしゃれな二世帯住宅間取り実例
実際に暮らしやすくおしゃれな間取りを実現した二世帯住宅の実例をチェックしてみましょう。
実例①
所在地 | 立川市 |
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家族構成 | 夫婦+ご兄弟1人+ご両親 |
延床面積 | 194.50㎡ |
外観はどの世代にも受け入れやすいモダンスタイルで統一。一見すると二世帯住宅には見えない、かっこいいデザインに仕上がりました。
親子それぞれのリビングはどちらも広さ・デザインに妥協せず、オープンキッチンのおしゃれな空間に。
屋根裏のデッドスペースを活用した寝室など、居住空間にゆとりを持たせるためのアイデアも盛り込みました。
中庭のテラスは家族みんなで集まり、ティータイムや食事を楽しめる共有スペースになっています。
実例②
所在地 | 立川市 |
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家族構成 | ご夫婦、お子様、お母様、祖父様 |
延床面積 | 169.95㎡ |
欧州風のおしゃれなデザインと機能性の同居した二世帯住宅|立川市
ヨーロッパの可愛らしいテイストを盛り込んだ二世帯住宅です。
完全分離型の間取りはライフスタイルの違いが気にならず、理想の内装デザインを選べるのがメリット♪
広い階段や手すりなど、老後の暮らしやすさにもこだわりが。
高級感のあるストーンウォールなど、リビングも完全分離ならではの好みを反映したデザインです。
間取りのすき間を活かしたデスクスペースも、全体が広い二世帯住宅なら作りやすいです。
実例③
家族構成 | 父母+夫妻+子供1人+愛犬(2世帯) |
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延床面積 | 170.58㎡(51.59坪) |
ホワイトにまとめたシンプルモダンの外観は親子の意見が分かれにくく、いつまでも飽きの来ないデザインです。
親世代の1階リビングはスタイリッシュなモダンベースに、畳や和のテイストも盛り込んだ高級感のある雰囲気。
子育て世代の二階リビングは大きな窓や吹抜けで開放感をプラスし、ステップフロアの収納など使い勝手に合わせたカスタマイズ。
家族で集まれる気持ちの良い中庭は、それぞれのプライバシーとコミュニケーションのバランスを取りやすい間取りです。
■おしゃれで暮らしやすい二世帯住宅づくりのコツ
二世帯住宅のデザイン・暮らしやすさを両立させるためには、間取りづくりの前段階での取り組みが大切です。
・デザインの好みを把握する
まずは親子世代それぞれが持つ、理想のマイホームデザインをある程度把握しておきましょう。
例えば内装デザインの好みが全く違うなら、完全分離タイプの間取りがお互いの満足度につながります。
お互いの好みがわからないまま間取りづくりを進めてしまうと、後で意見がまとまりにくくなり大幅な修正が必要になるかもしれません。
最初の段階では意見を一つにまとめる必要はありませんから、どんどん意見を出し合ってお互いの考えや理想を知るところから始めましょう。
・お互いのライフスタイルを確認する
同じ家族でも起床・就寝・入浴時間・食事の好みなどライフスタイルは違います。暮らしやすい間取りづくりのためには、お互いのライフスタイルのズレ・違いを確認することも大切です。
例えばもし就寝時間が大きく違うなら、リビングと寝室の位置を離さないと不満が出てしまいます。キッチンやお風呂などの設備をどれくらい共有するかの判断も、ライフスタイルのシンクロ率が重要となります。
わざわざライフスタイルを聞くのは少し恥ずかしい部分もありますが、大切なことですから時間をとってしっかり確認の場を設けましょう。
・二世帯が得意なハウスメーカーを選ぶ
2家族の意見をまとめて一つの家を建てる二世帯住宅では、調整役であるハウスメーカーの役割はとても大きいものです。
ハウスメーカーを選ぶ際はなるべく二世帯住宅の実績とノウハウを多く持ち、意見を上手にまとめてくれそうなところを選びましょう。
二世帯住宅を多く手掛けている担当者なら、親子で意見が割れたときも上手にまとめてくれるはず。
暮らしやすい間取りアイデアの提案や、過去の経験に基づくアドバイスも期待できます。
■二世帯間取りのこだわりポイント
・共有する場所/分ける場所
二世帯住宅づくりで重要になるのは、間取りや設備をどこまで共有するかという点です。
大まかに分けると下記の3パターンになります。
- 完全分離:玄関からすべての設備を2つずつ作る
- 部分共有:リビングは二つ、水回りは共有など
- 完全共有:寝室以外はすべて共有する
完全分離はお互いのプライバシーやライフスタイルを確立できますが、すべての間取りが2つになるので床面積と費用のハードルは高くなります。
共有する間取りが増えると効率は良くなりますが、その分気を使わないような配慮は欠かせません。
どのパターンでもそっくりそのままマネするのではなく、自分たちに合わせてカスタマイズすることが何より重要です。
玄関・リビング・水回りのうち、共有する場所と分ける場所を一つずつ検討してみて下さい。
・リビングと寝室の位置関係
世帯間でお仕事に出る時間や就寝時間が大きく異なる場合は、リビングと寝室の位置関係にも気を配りましょう。
親世帯が寝ている寝室の真上にリビングがあると、お仕事から帰ってきた後の足音や話し声が気になってしまうことが多いです。
各世帯の平面図だけ見て考えるのではなく、上下階の重なりにも注目してなるべく静かな環境を作りましょう。
・お互いの来客スペース
二世帯住宅ではお互いに気兼ねして親戚や友人を呼びにくいと感じる方が多いため、来客時の応接スペースもしっかり考えておきましょう。
特に同居していない両親を呼ぶと、親世帯同士で気を使うケースが少なくないようです。
つい話に花が咲いて声のボリュームが大きくなっても気にならないよう、プライベート感のある来客スペースがあると良いでしょう。
ルーフバルコニーやウッドデッキなど、アウトドアリビングを来客スペースにするのも一つのアイデアです。
■まとめ:おしゃれな二世帯住宅で素敵なライフスタイルを♪
二つの家族で協力できる二世帯住宅は、上手に設計すれば子育て・家事などさまざまなメリットがあります。
素敵なデザインとお互いのライフスタイルを尊重できる間取りで、理想的な暮らしを実現しましょう♪
東京・埼玉・神奈川の首都圏エリアで二世帯住宅を建てるなら、ウェルホームにぜひご相談ください。
多くの二世帯住宅づくりで培ったノウハウを活かし、ご家族皆さんが満足できるプランをご提案いたします。
八王子・立川・横浜にはモデルハウスもございますので、間取りやデザインのチェック、お気軽なご相談もどうぞ。