外構の駐車場で後悔する瞬間7選│成功事例を見ながら解決策も紹介

施工事例を見る⇒中二階のある猫ちゃんと暮らす家|八王子市

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住宅建築で大事な要素に「駐車場」があります。
駐車場の設計は建築と一体で、一度配置すると建物を壊さない限りは広くしたり、移動することができません。

このため、駐車場が原因で後悔を感じてしまう瞬間があります。
後悔を防ぐためには、駐車場設計で成功した事例を研究するのが一番です。

本記事では、駐車場計画で後悔を感じてしまう事例を紹介したうえで、後悔しないためのコツを成功事例とともに解説します。

適切な駐車場計画は、高級感のある外構づくりに役立ち、日々の生活の利便性を高めてくれます。
設計の初期段階で駐車場に求める条件を設計者に伝えるために、駐車場のことを学んでいきましょう。

◼後悔(1)駐車場の台数が不足した

「駐車場の台数不足」は誰もが出会う可能性のある後悔ポイントです。

車を利用する地域では夫婦1台ずつ車を持つため、2台の駐車スペースを確保することが一般的です。
しかし、お客さんが来訪するとき、子どもが成長して車をもう1台停めておきたいとき。こういったケースが存在します。

近くに有料の駐車場があれば大きな問題になりませんが、遠い場所にしか駐車場が見つからない場合は不便を強いられるでしょう。

駐車場兼用アプローチを検討

施工事例を見る⇒ライフスタイルに合った間取りで快適住まい

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一方で、3台目の駐車スペースは活躍する機会が少ないため、必要以上に外構のスペースを取ってしまい、建物が小さくなる場合もあります。

この問題を避けるためには「駐車場兼アプローチ」として3台目の駐車場を計画します。
普段はおしゃれなアプローチとして使い、必要に応じて3台目のスペースとして活用するのです。
建物の美観を向上しつつ、駐車スペースを確保できるのでおすすめの方法です。

本事例では、シンプルにタイルを利用していますが、枕木や背の低い植栽など、車がまたげる高さならどんな素材でも問題ありません。

◼後悔(2)駐車場の奥行きが不足した

「駐車場の奥行き不足」も頻繁に出会う問題です。
車の先端が歩道に出っ張ったまま駐車している家庭を見かけることもあるでしょう。

将来大きな車を使う可能性を考えておく

施工事例を見る⇒ダウンリビングと吹き抜けで開放的に、空間のつながりを意識した住まい

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この問題に対しては、現在乗っている車を対象に考えず、子どもが大きくなったときにワゴン車に乗る可能性や、大型車両に乗る夢を持っている場合は実現する可能性を考慮して、「最大サイズの駐車スペースを1台分だけでも確保する」とよいでしょう。

事例のようにタテヨコともに余裕のある駐車場にすると、車の種類が変わっても、台数が増えても対処できるので理想的です。

頻繁にトランクを使う場合は1台分だけでも余裕を

また、アウトドアが趣味の人は「頻繁にトランクの扉を開けること」も意識してください。

通常の駐車場設計は車を駐車して、運転席と助手席のドアを開けるまでの想定しか行いません
トランクを頻繁に使うことが想定されるなら、そのことを設計者に伝えましょう。

◼後悔(3)駐車場の幅が不足した

奥行きに加えて「幅の不足」も考えられる問題です。
十分に駐車場の幅を用意しなければ、毎日の通勤通学、さらに買い物をしたときにドアを開けるたびに神経を使いストレスに感じてしまいます。

不定形な駐車場にするのも吉

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あえて「駐車場を含めた外構を不定形にしておく」のもよいでしょう。

本事例は、手前側の駐車場は明確に線を切っておらず、自由に駐車できるようになっています。
幅に余裕が生じるので車の買い替えが生じたとき、どんな幅の車でも対応できます。

空いたスペースがもったいないと感じますが、自転車を駐車するスペースや物置の増設、花を植えるためのプランターといった利用法も考えられ、駐車以外の様々な状況に対応するためのスペースと考えればよいでしょう。

◼後悔(4)カーポート「柱」の幅を考えていなかった

カーポートを設置するとき「柱の寸法を考えていなかった」という後悔もあります。

設置の際には、建物ギリギリに立てられると思われがちですが、コンクリートの基礎を設けたり作業するために、一定の空間が必要になります。
駐車できる最低限の寸法しか確保していないと、カーポートを物理的に設置できない恐れがあります。

希望がある場合は設計段階で伝える

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対策は設置する可能性があるなら「設計段階で伝える」ことです。

建物を動かせない以上、建築後にカーポートために駐車場の幅を広げるのは不可能。後々設置する計画でも、設計者には必ず伝えておきましょう。

事例のようにカーポートに加えてゲートまで設置する場合は特に、ミリ単位で外構を考える必要があるので、建築と同時に施工するのが望ましいです。

◼後悔(5)倉庫の置き場を考えていなかった

「倉庫の置き場を考えていなかった」後悔もあります。

車の整備用品や、ガーデニング用品など、外に置きたいものは多いものです。
しかし、建築後に倉庫の必要性に迫られても、敷地に余裕がなく倉庫を置けない可能性があります。

アウトドアの趣味がある場合は設計の段階でスペースを確保

施工事例を見る⇒お互いのプライバシーを大切に、こだわりあふれる二世帯住宅

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カーポートの後悔と同様に、外で行う趣味がある場合は「設計者に伝えること」が大事です。

家の周囲は、エアコンやエコキュートの室外機、窓やプロパンガス置き場、ゴミ箱など、想像よりも倉庫を置けるような場所は少ないのです。
設計の段階で置きたい倉庫を想定して設計者に伝えることで、すっきり収まった外構が完成します。

本事例のように、駐車場の背後に倉庫を置く空間を確保しておけば問題ありません。
先述のとおり、トランクを頻繁に利用する場合は、奥行きを延ばすなど工夫が必要です。

◼後悔(6)目地の植栽が枯れてしまった

「目地の植栽が枯れた」というケースもあります。

建築したばかりのときは綺麗に繁茂していたコンクリートの隙間の植物が、手入れを怠ったため、枯れてしまう場合です。
逆に、繁茂しすぎて手に負えなくなってしまうケースもあります。

目地にタイルや天然石の使用を検討

施工事例を見る⇒中庭から光がふりそそぐスタイリッシュモダン2世帯住宅|立川市

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いずれの場合も、ガーデニングに興味がなく、植物の手入れを行わない場合に起きる後悔です。

植物に興味がなく、雑草の除去や水やりに手間を感じることが分かっているなら「目地にタイルや天然石を用いる」ことをおすすめします。
ひび割れ防止のため一定間隔ごとに目地は必要です。
目地に植栽を使わず、耐久性の高い石材を使えば、長く綺麗な状態を保てますし、お手入れの必要も生じません。

◼後悔(7)電気自動車用コンセントをつければよかった

「電気自動車用のコンセント」を準備しておけば…。という後悔も聞かれます。

建築当初に設置していない場合は、外壁に穴を開けるなど一定の手間と費用がかかります。
さらに、水漏れなど外壁への穴あけは一定のリスクを伴うので、新築のときに設けておくと将来必要になったときに対応しやすいでしょう。

配管だけでも設置しておくのがオススメ

ホワイト×グレーでスタイリッシュかつあたたかみのある住まい

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将来電気自動車を購入するか分からない人は「配管だけでも通しておく」と少ない費用と手間で電気自動車用のコンセントを設置できます。
建物と駐車場の間に距離がある場合は、地中に配管を通しておくことも可能です。
外構が完成したあとに配管を後施工すると多額の費用がかかる場合があるので注意しましょう。

本事例のように、屋根やバルコニーの下に駐車できるようにして外部にコンセントを設けておけば、車の掃除や高圧洗浄機でコンセントを使うときにも便利なので、合わせて検討してみましょう。

◼まとめ│後悔しないよう 外構・駐車場もしっかり計画を!

 

施工事例を見る⇒上質な空間とスタイリッシュさで、暖かみのある素敵な住まい。|立川市

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外構計画で日々の生活に直結する「駐車場」について、後悔しやすいポイントを7つ紹介し、対策も解説しました。

駐車場の良し悪しで建物の雰囲気もガラリと変わります。
日々の使い勝手も異なるものになるので、建物だけにこだわらず、外構もしっかりと計画しましょう。

 

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