広すぎリビングでよくある後悔と対策|新築のリビング間取り事例

吹抜け&階段の広いリビング

マイホームの主役となるリビングは広々と作りたいものですが、広すぎて後悔した・・・という意見も少なくありません。

今回はリビングが広すぎて後悔する例を挙げ、対策とセットで解説します。

開放感と暮らしやすさを両立した新築リビング事例も紹介しますので、家づくりの参考にしてください。

■リビングの広さはライフスタイルで変わる

大きな吹抜けの広いリビング

住宅系雑誌やネット記事では「リビングは〇畳~」といったテーマをよく見かけますが、広さの基準は一概に決められません。

仮に同じ家族構成でも、ライフスタイルや感覚によってリビングの最適な広さは変わるためです。

また同じ畳数でも内装のカラーや窓の配置によって、開放感は大きく変わります。視線が抜ける窓配置や膨張色中心のコーディネートなどで、小さい床面積でも広く見せることもできるのです。

広すぎ・狭すぎを防ぐために、ご家族にピッタリ合うジャストサイズのリビングを考えることが大切です。

 

■広すぎリビングでよくある後悔と対策

 

後悔①:暑い/寒い

大きな掃き出し窓のある吹き抜けリビング

広いお部屋は空気の体積が大きくなるうえ、窓から暑さや寒さが侵入しやすくなり後悔の原因となることが多いです。

特に大きな掃き出し窓や吹抜けのあるリビングは、冷暖房を付けているのに暑さや寒さを感じてしまうことも少なくありません。

広いリビングを作る際は、壁や天井の断熱材、窓サッシやガラスの性能にこだわりましょう。

性能の高い断熱材や窓でぐるりとお部屋を包めば、広い間取りでも快適性を保つことができます。

断熱性能を高めたペアガラスや、オプションでトリプルガラスを選ぶのも効果的。

断熱性を高めると結果的に光熱費の節約にもなりますので、積極的に取り組みましょう。

 

後悔②:ほかの部屋が狭くなった

ステップフロアの広いリビング

限られた床面積の中でリビングを広げると、どうしてもほかのお部屋が狭くなってしまいます。

洗面所や寝室の収納スペースも確保しにくくなり、住みやすさが低下して後悔につながる可能性もあります。

対策としては、広いリビングを回廊のように使って廊下スペースを省略するのが効果的です。

例えばリビング階段にして廊下を省略できれば、ほかの部屋を犠牲にせずリビングを広げることができます。

動線効率も良くなるので、毎日の生活や家事がスムーズになるのも大きなメリット♪

全体のバランスも考えながら、無理なくリビングを広げるアイデアを考えてみましょう。

 

後悔③:家電の価格が高い

20畳以上の広いリビング

リビングが広いとエアコンや空気清浄機などの家電も大型化し、購入時の価格が高くなるのも後悔する方が多いポイントです。

特にエアコンは畳数が大きい製品になると流通量が減るため、割引率が低くなって倍以上の価格になることも珍しくありません。

建築費用が高くなるだけでなく、将来の買い替え時の費用負担も後悔の原因となります。

□リビングの家電例
  • エアコン
  • 加湿器/除湿器
  • 扇風機/サーキュレーター
  • ホットカーペット

 

リビングの広さを決めるときは、上記のような家電サイズと実売価格までチェックして後悔を防ぎましょう。

 

後悔④:家具配置が難しい

リビングの中心に配置したソファ

広いリビングは窓やドアの数が増える傾向があり、意外と家具配置が難しいのも後悔しやすい要注意ポイント。

大きな掃き出し窓をたくさん付けると壁の量が減るので、テレビやソファを置く場所に困ることが多いです。

広すぎてぽっかりスペースが空いてしまい、寂しい印象になるケースもあります。

リビングの広さや窓を決める際は、必ず家具配置のシミュレーションもセットで行いましょう。

テレビボードやソファのサイズを平面図に書き込んでシミュレーションすれば、後で困ることがありません。

今の家から持っていく家具、買い替え予定の家具サイズを調べておきましょう。

 

後悔⑤:意外と座る場所が無い

座る場所のない広いリビング

せっかく広いリビングをつくったのに、ソファとダイニングテーブルしか座るところがないのはもったいないですよね。

ただ広い空間を作ってしまうと、意外と使い道に困って後悔するケースが多いです。

広いリビングを有効活用するのに、畳の小上がりスペースは大変効果的です。

同じ空間に居ながら適度なプライベート感があり、お客さんがちょっと腰掛けるスペースにも最適♪

圧迫感を与えずおしゃれなアクセントにもなるので、広いリビングと上手に組み合わせてみてください。

 

後悔⑥:子供を見守りにくい

LDK全体が広すぎると、お料理中にお子さんを見守りにくくなってしまうケースも。

特に歩き始めたばかりのお子さんが居ると、目が届かない場所が増えるのは困りものです。

対策としては、対面キッチンで見渡せる場所にキッズスペースを配置するのがおすすめです。

前述した畳小上がりやダウンフロアなど、はっきりゾーニングしやすいキッズスペースを作るのも効果的。

家事をこなしている最中に視覚が生まれないよう、シミュレーションしてみてください。

 

後悔⑦:モノが散らかってしまう

広くて収納が少ないリビングを作ってしまうと、意外とモノが散らかって後悔するパターンも多いです。家族みんなが集まるリビングにはさまざまなアイテムが集まり、収納が不足するとすぐにあふれてしまいます。

後から市販の収納キャビネットを置いてしまうと、お部屋に凹凸が生まれてせっかくの広いリビングが活かせません。

広いから後で何とかなると油断せず、リビングには必ず造り付けの収納を計画しましょう。

リビング階段下などデッドスペースを活用すれば、床面積を消費せず収納を生み出すこともできます。

 

後悔⑧:落ち着かない

キッチンとリビングをゾーニング

広すぎるリビングで逆に落ち着かないと後悔する方も少なくありません。

広さの感覚は人それぞれなので難しいですが、なるべくモデルハウスや完成見学会を活用してベストな広さをつかむのが良いでしょう。

ただ広いだけの空間だと寂しくて落ち着かないケースも多いので、リビング・ダイニング・キッチンをゾーニングするのも一つの手です。

天井の高さやカラーを変えてゾーニングすると、開放感はそのままに落ち着く空間になることもあります。

 

■ひろびろ&暮らしやすいリビング事例

 

・吹抜け

二階までの吹抜けリビング

事例を見る⇒個を尊重しつつ、家族のあたたかさを大切にした住まい

広々としたリビングといえば吹抜けを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

二階層分の高い天井は、実際の床面積以上の大きな開放感を与えてくれます。

 

リビングを見下ろす吹抜けホール

リビングを見下ろせる吹抜けホールは、マイホームの満足度を高めてくれる素敵な空間です♪

 

・リビング階段×中二階

リビング階段と中二階の間取り

事例を見る⇒空間を意識した、自然光降り注ぐ開放感のある住まい

リビングの真ん中に設けた階段は、次の間取りへのつながりを見せることで実際の床面積以上の広さを感じさせてくれるアイデア。

中二階との組み合わせで、程よい距離感のプライベートスペースも生み出しています。

 

奥行きの深いリビング

南向きの大きな窓と奥行きの深さも、リビングの開放感をアップさせる要素の一つ。

天井の高さを切り替えてゾーニングすることで、広すぎて落ち着かない印象も回避しています。

 

・間仕切りリビング

間仕切りで隣の部屋とつながるリビング

事例を見る⇒中庭から光がふりそそぐスタイリッシュモダン2世帯住宅|立川市

リビングの間仕切りはシーンに応じて間取りを変えられる、利便性の高いアイデアです。

お子さんのお昼寝や勉強時間は間仕切りを閉め、普段は空けて広いリビングにするといった使い分けが可能。

 

 

■まとめ

モデルハウスで見る広いリビングは素敵ですが、そっくりそのままマネすると後悔してしまうこともあります。

今回ご紹介したようなポイントに注意して、程よい広さで暮らしやすいリビングを考えてみましょう。

 

ウェルホームのモデルハウス

東京・神奈川・埼玉のおしゃれな注文住宅はウェルホームにぜひご相談ください。

ご家族の人数やライフスタイル、土地などの条件に合わせ、おしゃれで暮らしやすい間取りプランをご提案いたします。

ライフスタイルの変化に対応する間取りなら、広いリビングが将来ムダになることもありません。

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【ウェルホームの住まいづくり】

 

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