コラム
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注文住宅は土地探しが重要な理由│土地探しのコツや注意点を解説

 

憧れの注文住宅を購入する際、実際に建てる家と同じく重要となるのが家を建てるための土地です。家と土地は切り離すことのできない関係となっており、どんなに機能にこだわった家を建てても土地の条件が悪ければひとたび住みにくい家となってしまいます。

 

そこで今回は、これから注文住宅の購入を検討している方に向けて、土地探しの重要なポイントや注意点について紹介していきます。住みやすい理想の家を建てるためにも、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

 


目次
■注文住宅における土地探しのポイント
■注文住宅を建てる土地探しはどこに相談するべき?
■土地探しをする際の注意点
■まとめ:注文住宅を建てる土地探しは将来の生活を左右するほどに重要


■注文住宅における土地探しのポイント

 

土地探しにおいて重要なポイントはいくつかありますが、ここではそのなかでもとくに重要な3つのポイントについて紹介をしていきます。まずはここで紹介するポイントを踏まえたうえで、土地探しを始めてみてください。

 

・希望を整理し優先順位を決める

 

注文住宅で失敗しないための土地探しには事前の準備が欠かせません。まず始めることは、どのような場所に住みたいかを一緒に暮らす家族と話し合うことです。その際のテーマは「どのような暮らしを送りたいか」「自分たちの求める生活ができるかどうか」という内容で話し合いましょう。

 

一つ屋根の下で暮らす家族とはいえ、それぞれ希望する条件は異なるでしょう。通学に便利なところいい、近くに買い物ができる場所があるところがいい、自然に囲まれた静かなところがいい……このように、それぞれの希望を確認したうえで優先順位をつけて整理していくことが重要です。

 

・土地にかける予算を決める

 

注文住宅を購入する場合、建物にかかる建築費とは別に土地を購入する費用がかかります。それらを合わせた費用が全体の予算となりますが、この予算をいくらに設定するかによってそれぞれにかけられる金額が変わるのです。そのため、最初の段階で土地にどれくらいの予算配分をするか決めておくと、ハウスメーカーや設計会社選びもスムーズになります。

 

住宅金融支援機構の調査によると、全国平均では建築費と土地代の割合は2:1程なので、それを目安に予算配分を決めてもよいでしょう。また、土地代は住む地域によって大きく変わるため、予算のなかで土地に割り当てられる金額の範囲内で住めそうな場所を選択するとよいでしょう。

 

・建築条件など土地の特性をチェックする

 

土地選びの際「建築条件付き」と表記されているかを確認しましょう。この表記がある土地は、土地の売り主が指定する建築会社と一定期間内に締結を結ぶといった購入の条件がある土地を指します。そうなってしまうと自身で建築会社を選ぶことができないため注意が必要です。

 

また「古家付き」の土地の場合、実際に家を建てた際の日当たりなどのイメージはしやすいですが、リフォーム・リノベーションを行わず更地にしたい場合はその解体費がかかることもあります。ただし、その場合には周辺よりも土地の価格が安いこともあるため、不動産会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

 

■注文住宅を建てる土地探しはどこに相談するべき?

 

注文住宅を建てる際の土地選びにおいて、実際に自身の足で探し回ることも重要ですが、土地の状況や地盤の状態といったことについては専門家でなければ分かりません。その場合、土地探しをするうえでどこに相談すればよいのか、ここでは不動産会社とハウスメーカー・工務店の場合に分けて解説していきます。

 

・不動産会社に相談する

 

インターネット上にはたくさんの土地や物件情報が掲載されていますが、不動産会社であれば独自の情報をもっていることも多く、インターネット上には掲載されていないような穴場物件を紹介してくれることもあります。

 

また、不動産会社は土地や物件情報だけでなく、その地域の環境や周辺地域の情報にも精通していることが多いので、より実際の暮らしに役立つ情報を提供してくるでしょう。不動産会社に相談する際にはあらかじめ予算を決め、ある程度明確なイメージをもっておかないと、条件に合いつつも色々な条件に当てはまってしまい、結果予算をオーバーしてしまうことにつながるので注意が必要です。

 

・ハウスメーカー、工務店に相談する

 

ハウスメーカーや地域の工務店に相談することも可能です。その会社が持っている土地であれば実際にどのような家を建てられるかを教えてもらえるため、より希望に近い家づくりが可能となるでしょう。

 

ここで注意しておきたいのは、ハウスメーカーや工務店が持っている土地では建築会社の指定ができない可能性があるという点です。建てたい会社が土地の情報を扱っている場合には、建築会社をこちらで選ぶことができるのか、確認しておくとよいでしょう。

 

■土地探しをする際の注意点

 

注文住宅を建てるための土地探しをする際、どこに住みたいか、どのような家に住みたいかという目的を決めることは重要です。しかし、方向性は明確になっても実際の土地がその要件を満たしているとは限りません。

 

ここでは、土地自体に定められた家を建てるための要件項目について解説していきます。一般の人では分からない、深く調べないと分からないようなこともあるので、まずはここで紹介する項目をチェックしていきましょう。

 

・用途地域

 

市街化区域内には用途地域が定められており、その地域ごとの建築物の制限があります。工業専用地域以外であれば基本的には住宅を建てることは可能です。ここで注意するべき点は、第一種または第二種中高層住居専用地域の場合「近くに高い建物ができる可能性がある」ということです。

 

一方、低層住居専用地域の場合には周囲に高層マンションが建つことはありませんが、自身の家の高さにも制限があることを覚えておきましょう。

 

・建ぺい率、容積率

 

建ぺい率の上限は用途地域との組み合わせによって30%~80%の間で定められます。低層住宅地に多い「建ぺい率50%、容積率100%」という表記の敷地では、一般的に2階建ての家しか建てることができないのです。

 

また、高級住宅地などにみられる「建ぺい率30%、容積率60%」などの場合にはある程度広い土地がなければ十分な大きさの家は建てられないでしょう。もし3階建ての家を検討しているのであれば、容積率は150%はほしいところです。

 

・地盤や周辺地域の環境

 

地盤や周辺地域の環境は一般の人では分からないことがあるため、不動産会社やハウスメーカーに必ず相談をしましょう。なぜなら、一見すると自然に囲まれた豊かな環境にのようでも、近くに大きな河川や山があり、大雨や台風の際に氾濫・土砂崩れといった災害に発展する可能性があるためです。

 

地盤が緩く、建築物を建てる際の条件があるなど見た目には分からない問題点があることもあるので、必ずその土地の状況に詳しい機関に問い合わせることが家や家族を守るためにも必要となります。

 

■まとめ│注文住宅を建てる土地探しは将来の生活を左右するほどに重要

 

注文住宅を建てる際、建物と同様に土地探しも重要となります。希望の家を建てるためにはその条件を満たす土地を探す必要があるため、はじめは土地探しに苦労するかもしれません。

 

しかし、土地探しは家や家族を守るためにも重要な部分なので、納得のいくまで情報を収集したり不動産会社に相談するなど徹底する必要があります。

 

今回の記事を参考に、理想の家づくりを可能とする条件に見合った土地探しをしてみてください。

 

【おうちでも住まいづくり。】