スキップフロアでおしゃれなリビング空間を実現~メリット・デメリットとその対策

家族とのつながりが心地よいスキップフロア設計

おしゃれなモデルハウスや雑誌でよく見かけるスタイリッシュなスキップフロアのあるリビング。

開放的な吹き抜けのあるリビングで、スキップフロアの立体感を楽しんだり、ご家族とのほどよい距離感を保ったり…何かとメリットを感じるスキップフロアですが、そのハイセンスなイメージから「設計費用がかかりそう」「空間活用って難しそう」「そもそもスキップフロアの定義とは?ロフトとの違いは?」など、不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、真似してみたいスキップフロアの実例とともに、【失敗や後悔】から見る注意ポイントや対策案をご紹介いたします。

ロフトとの違いから設計費用やその機能性についても詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 


目次
1.スキップフロア付きリビングのメリット・デメリットは?
2.スキップフロアで限られた空間を最大限に活かす
3.【失敗・後悔】から学ぶ|おすすめの間取り設計
4.まとめ


 

 

 

1.スキップフロア付きリビングのメリット・デメリットは?

空間活用に役立つ多機能スキップフロア

モダン住宅やデザイナーズハウス、おしゃれなファミリー世帯にも人気のスキップフロアは、1つの空間に異なる高さのフロアを設計する間取りです。

床面積を増やすことで中二階のような空間が生まれ、同じ空間でありながら、特別なもう1つの空間として使い分けられるメリットがあります。2階建てや3階建てだけではなく、平屋とも相性のよい注目の間取りなのです。

 

 

【 ロフトとの明確な違いは? 】

タイプがよく似たスキップフロアとロフトの違いについて簡単に確認しておきましょう。

一般的に、スキップフロアが居住スペースであるのに対して、ロフトは収納・物置を前提にしたスペースであるという考え方が浸透しています。

ロフトは、建築基準法で「小屋裏物置等」とされ「天井高は最も高いところが1.4m以下・床面積はロフトがある階の床面積の1/2未満」と決められていて、生活をするスペースとしては難しく、延べ床面積にも含まれません。

一方で、スキップフロアは同じ空間の中に複数の高さの床をつくったり、部屋や区画によって天井の高さを変えたりすることが可能です。そのため、使える床面積が増え、収納場所や新たな空間の確保にも役立ちます。

 

 

(1) メリット

ほどよい距離感で親子のコミュニケーションもスムーズ~スキップフロア

それでは、詳しくスキップフロアをつくるメリットや魅力ポイントをご紹介していきましょう。

 

 

a. 床面積を増やせる~空間活用が楽しめる

フラットな間取りよりも1.5階や2.5階といった重なりのある層をつくることで、立体的に空間を活用することができます。

何より、生活に使える床面積を増やせることが魅力的なポイントで、スペースや部屋数の確保が難しい狭小住宅や平屋にぜひ取り入れたい間取り設計です。

 

b. 高低差がおしゃれ~視覚的な立体感を味わう

1つの空間に高低差を出すことで、視覚的にも立体感のあるデザインを楽しむことができます。高さ調節や空間デザインによって、奥行や空間の印象が変わり、他にはないおしゃれな仕上がりになるのが魅力です。

土地が傾斜地や変形地の場合にもスキップフロアを導入することで、制限を感じさせない快適な空間づくりに役立ちます。

 

c. 自然光を取り込みやすい

個室のような仕切りを設けないので、フロア全体を明るく保つことができるのもメリットです。

窓を高い位置に配置する、開放的な大きな窓を設置するなど工夫をして、昼間の陽の光を取り込みやすくするとよいでしょう。

 

d. 段差を活用~収納スペースをつくる

高低差を出したフロアの段差を利用して、収納スペースを確保することも可能です。

デッドスペースの活用や普段は見せない収納スペースづくりにもスキップフロアを活かせられるのは大きなメリットです。その空間で使いたいものをフロア下に収納できて、高さのあるフロア下には大きな荷物もしまえるので便利です。

 

e. 特別空間づくりに役立つ~スタディスペースやワークスペースにも

家族が集まるリビングからほどよく離れつつ、同じ空間でありながら区切りをつくれるのもスキップフロアの魅力です。

段差の異なるフロアごとに、それぞれの目的に合った区切りがつけやすく、別空間としての認識が生まれます。快適にコミュニケーションをとりつつも、各自のパーソナルスペースを守り、学習や仕事、趣味に没頭しやすくなるメリットがあります。

 

【関連コラム】東京・神奈川・埼玉で家づくり|狭小住宅とは・コンパクトな暮らしのご提案

 

 

(2) デメリット

デザイン性の高い間取り設計~スキップフロアのあるダイニングキッチン

デメリットの部分もよく把握してから検討を進めていきましょう。

 

a. センスのよい設計デザインがポイントになる

スキップフロアの設計には、平面だけではなく立体的な空間把握が必要となるため、豊かな経験と高いデザイン性能が求められます。

失敗や後悔のないスキップフロアづくりには、センスのいい・理想的なデザインの施工事例がある会社を探すこと、経験豊富なハウスメーカーや工務店、デザイナーに依頼することがカギとなります。

 

b. 建築費用が高くなる

床面積を増やすことがメリットのスキップフロアですが、同時に材料費や手間が増えるため結果として建築費用は高くなります。

予算オーバーを防ぐためにも、スキップフロアのつくり過ぎを避けるためにも、費用と間取りを調節しながら検討することが大切です。

 

c. 将来~老後のライフプランに影響する

段差や階段がともなうスキップフロアは、バリアフリーの観点からはかけ離れた間取りでもあります。

お子様が喜ぶ、若い世代の趣向に合うデザインではありますが、足腰の自由が利かなくなるかもしれない将来を考えると、高低差やフロアの数に注意して慎重に設計することをおすすめします。

また、日々の掃除の観点においても、フロアを増やし過ぎることで、1段ずつの掃除が手間となったり、お掃除ロボットが使えなくなったりといったデメリットが発生します。

 

d. 空間全体の空調管理が必要

空間に仕切りがなく、高さの異なるフロアがいくつか存在するスキップフロアは、一般的な適用サイズよりも高いパワーのエアコンが必要になります。

平面の間取りに比べて空気の総量が多くなるため、冷暖房設備の利きに時間がかかる点にも注意が必要です。

 

e. 声や音、臭いの広がりが気になる

スキップフロアをリビングにつくることで、家族とのつながりは快適・便利になりますが、一方でプライベート時間の音楽鑑賞や映画鑑賞の音、電話やオンラインの声などが、リビングにまで伝わってしまうデメリットがあります。また、キッチンでの調理やダイニングでの食事の臭いが空間全体に広がってしまう点も気になるポイントです。

 

 

2.スキップフロアで限られた空間を最大限に活かす

おしゃれな新築内装~開放的なスキップフロア付きリビング

限られた空間を有効におしゃれに活用するために、理想のスキップフロアのあるリビングをイメージしてみましょう。

 

 

(1) 開放感のある間取りにしたい~吹き抜けをつくる

スキップフロアをつくっても十分な天井高を確保するためは、リビングに吹き抜けを設けることがおすすめです。

開放的な吹き抜けのメリットと高さの異なるフロア展開の魅力が相まって、より一層デザイン性の高い空間が完成します。天井高を確保した分、1.5階だけではなく2.5階など複数のフロアを組み合わせることが可能となり、間取りの幅も広がります。

フロア全体を明るく照らす、自然光を取り入れたい場合にも、吹き抜けがあることで高い位置に窓を配置しやすくなります。

 

 

(2) リビングに広さと機能性を~間取りの集約

平屋において、動線をフラットに短く設定して生活や家事の効率化をはかるように、スキップフロアを設ける場合も複数の機能を集約した広いリビング空間の確保がおすすめです。

広い1つの空間としてLDKの要素と学習や仕事、趣味の部屋としてのスキップフロアを自然にまとめることで、家族とのコミュニケーションや家事がスムーズに行えます。

新型コロナウイルスの影響で、テレワークが進む中においても、家族みんなとの時間と自分だけの時間を大切にする便利なスペースづくりに、広く機能的な空間が役に立つことでしょう。

 

 

 

3.【失敗・後悔】から学ぶ~おすすめの間取り設計

スタイルモダンなリビングの特別空間~スキップフロア

スキップフロアで心配される失敗・後悔を防ぐための3つのポイントを実例とともにご紹介します。

 

 

 

(1)実例 配置【利用目的を考える】

家族と目が合う~声の届く距離感が快適なスキップフロア

デザイン性だけにこだわってフロアを複数、あるいはリビングからあまり独立性のない配置にしてしまうと、デメリットでも述べたように趣味の音楽鑑賞や映画鑑賞の音がもれて他の空間へも影響が出てしまいます。また、キッズスペースや学習・仕事フロアを近づけてしまうのも問題です。

各フロアそれぞれの目的を明確にして、理想的な配置やシーンごとの状況に不便がないか、よく確認しておくとよいでしょう。

 

 

 

(2)実例 広さ【空間活用に欠かせない断熱性能】

とても1000万円台とは思えないグレードの高い内観:リゾートホテルのラウンジのような開放的な印象になりました

スキップフロアや吹き抜けづくりに欠かせない、住まい全体の断熱性能を見直しておく必要があります。

快適な空調管理だけではなく、通常の間取り以上に光熱費がかかるかもしれないことを念頭に、性能の高い断熱材やサッシの導入がおすすめです。

近年では、家全体の高い断熱性能を誇る住まいが増えてきているので安心ですが、スキップフロアを設ける分、フロア全体を隅々まで快適な室温に保つスピードと維持には通常の適用エアコンよりもパワーが必要だというポイントを押さえておきましょう。

 

ウェルホームが手がける家づくりは、環境にも人にも優しい高気密高断熱の住まいです。

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(3)実例 機能性【将来のライフスタイルを見据えて】

吹き抜けとロフトのスタイリッシュな組み合わせ

デザイン性に優れ、立体的なつながりが魅力のスキップフロアですが、建築時の家族構成、ライフスタイルを基準に間取りを設計してしまうと、老後に上下階の移動に苦労するということになりかねません。

将来の生活を見据えて、暮らしのベースとなる間取り部分はフラットにするなど、スキップフロアのあり方を検討しておくとよいでしょう。

 

写真の実例は、1つの空間に4つのフロアを設けた、平屋とスキップフロアを組み合わせた設計です。リビングでテレビを見たり、デスクスペースで在宅ワークをしたりとそれぞれのパーソナルスペースを確保。高い位置に設けた窓から入る光が、間取り全体を明るく爽やかな雰囲気に仕上げています。キッチンとダイニングは廊下からフラットなフロアになっているため、老後の暮らしにも心配がありません。

 

 

 

4.まとめ

スキップフロアは自由度やデザイン性の高い、空間活用に魅力的な間取り設計です。

スタイリッシュで活用の幅が広い分、利用目的や配置、広さや空調管理、将来のライフスタイルなどに関して細やかな配慮や注意が必要になります。住み始めてから問題点を見付けてしまったということがないように、実績とセンスのあるハウスメーカーや工務店選びが重要です。

ご家族の暮らしや理想の空間、つながり方をイメージして、ぜひスキップフロアのメリットを活かした間取りプランを考えてみましょう。

 

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