「お子様が増える予定」「将来お子様が生まれる予定がある」時期などに、理想のライフスタイルを叶えるための新築を考えるご家族が多いのではないでしょうか?
はじめての家づくりで、分からないことも多い中、共働きの忙しさや子育ての不安が重なると大変ですよね。しかし、これらのストレスは間取りの工夫や便利な設備の導入によって、ぐっと快適に暮らしやすくなるのです。
日常の生活や家事が楽になれば、お子様やご家族と向き合う時間や心にゆとりが生まれ、暮らしが豊かになります。
また、親子目線で安心の空間や楽しいスペースがあれば、お子様の健やかでのびのびと自由な成長にもつながることでしょう。
目次
1.子育てと家事の負担を減らす間取りづくりのコツ
2.子育てにまつわる悩み~ストレスを解消【間取り編】
3.楽しい子育て~間取り設計【実例紹介】
4.まとめ
1.子育てと家事の負担を減らす間取りづくりのコツ
子育てや家事のしやすさは、住まいの間取りが大きく影響します。
家にいれば、子育てと家事の両立が強いられますが、これらの組み合わせは予想以上に重労働でストレスのたまるものです。そこで、家づくりをはじめる今だからこそ、機能的な間取りを検討するチャンスなのです。
家事のしやすさから、家族とのほどよい距離感、お子様の安全性、親子で楽しめる空間の確保まで、人気のアイデアや便利な間取り設計のポイントを押さえていきましょう。
(1)ポイント① 開放的な空間から生まれる「安心感」
まだまだ手のかかる乳児や幼児のお子様がいるご家庭では、家事はもちろん自分のことでさえままならない状態を経験していることと思います。
お子様から見ても親の姿が見える場所で安心して遊びたいと思う年頃です。いつでも、どこにいてもお互いの姿が見える、存在を感じられる距離感を保つには、開放感を意識した見通しの良いオープンリビングやオープンキッチンがおすすめです。
例えば、リビング脇に畳のキッズスペースを設けることで、キッチンで料理や皿洗いをしながら、お互いに顔を合わせたり、声をかけ合ったりすることができます。また、ご家族が集まるリビングを中心に家事動線を短くまとめることで、お子様から離れずに安心して家事を進めることが可能です。
リビング脇にちょっとした作業スペースを設ければ、お子様が小学校に上がってからも、家事の合間に宿題を見たり、ちょっとした会話をしたりするのにとても便利です。
開放的な空間は、親子でのコミュニケーションや安心を守る見通しだけではなく、家事の効率化においてもメリットとなります。
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(2)ポイント② 機能性を考えた動線づくり~「自立心」を育てる間取り
家事シェアやお子様の自立心を育てることも、家事ラクや楽しい子育てにつながります。
ご家族誰もが家事を担当しやすいシンプルな間取り、お子様が進んで自分の身の回りのことをしたいと思える専用スペースがあれば、1日中全ての家事を引き受けて、お子様の世話や家族のことで動き回りる必要がなくなります。
お子様に、自分のスペースと認識できる空間を与えることで、自分が使いやすいように工夫をしたり片付けをしたりする気分を促すことができるでしょう。
また、親にとって手間となる家事は、お子様にとっても面倒なお手伝いとなる場合が多くあります。親子で便利な家事動線、収納配置をつくるという、親のやることを毎日見ているお子様もやってみたいと思える仕組みづくりを新築設計時によく考えることをおすすめします。
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2.子育てにまつわる悩み~ストレスを解消【間取り編】
それでは、子育て世帯が抱える悩みやストレスを解消する【アイデア・間取りづくり】への活用方法を見ていきましょう。
(1) 設備が充実した間取り~家事動線
ただでさえもやることの多い子育てや家事で、余裕のない1日を過ごす日々が続くとストレスがたまってきますよね。終わりのない家事・育児に追われる日常を解消するには、家事動線を見直すことが重要です。
例えば、主な家事ルートとなるキッチンやランドリールームを並べたり、最短移動が可能な家事スペースの集約をはかったりと毎日の家事移動を最優先に考えた間取りをつくるとよいでしょう。
それに加えて、家事を円滑にするランドリールーム横ファミリークローゼットやキッチン横パントリーといった充実の設備を整えることで、家事にかける時間や労力を減らすことがポイントです。
(2) 親子でストレス発散~遊び場をつくる
毎日パワフルなお子様は、家の中では力が有り余ってしまいます。おもちゃを散らかし放題にしたり、大声で走り回ったり、毎日のこととなるとなかなか大変です。
何度注意しても片付かない、お子様の声が近所迷惑になっていないか気になる、調理中やアイロンがけ中に走り回られて危ないなど、ストレスだけではなく、ヒヤヒヤさせられることも多いことでしょう。
しかし、例えばリビングから見えるウッドデッキや防音効果のあるプレイルーム、見通しの良い広い庭など、お子様の年齢に合った安全な遊び場を用意しておくことで、親も安心して見守ることができます。
庭に小さな畑をつくって親子で栽培・食育を楽しむのもおすすめです。
お子様の遊び場や子供部屋として、スキップフロアやロフトを活用する場合には、安全な階段を設計することも安心につながります。
【関連コラム】スタイリッシュな階段の選び方|デザイン性の高さを魅せる注文住宅
(3) 片付けがすすむ~収納配置
お出かけや帰宅など、お子様との移動には何かと荷物や負担がともなうものです。
お子様のご機嫌に合わせたり、荷物をまとめたりと外出の準備をするのも一苦労です。
そこで、お子様と一緒に準備や片付けがしやすくなる玄関脇のシューズクロークやファミリークローゼットを配置すると、親だけではなくお子様にとっても便利で楽しい空間となることでしょう。
ウォークスルータイプの収納を設けることで、日常の生活や家事の動線の流れで必要なものを取ったり、片付けたりできるようになるので機能的です。
3.楽しい子育て~間取り設計【実例紹介】
楽しく子育てができる空間アイデアを施工実例とともにご紹介しましょう。
(1)実例 親子で思いっきり遊べるプレイルーム
お子様の散らかし放題、遊び放題が叶うキッズスペースを設けることで、散らかった部屋の片づけに追われることなく、余計なストレスを抱えずに済むかもしれません。本格的な遊び場をつくることで、親子で楽しめる空間となり、親子での時間がより有意義なものになることでしょう。
(2)実例 家族との時間が増える~集まりやすい間取り
ダイニング~リビング、キッズスペースへと続く見通しの良い横長の空間が、家族との快適なつながりを守ってくれます。
食事を終えて、リビングでくつろぎながらお子様の遊びを見守る動線も叶える、安心で楽々な間取り設計です。
(3)実例 リビング内スキップフロアは何かと便利
ご家族と一緒に過ごす空間にスキップフロアを設けるのもおすすめです。
お子様が成長して、リビング学習から少し離れたより集中しやすい環境で過ごしたい時に役立ちます。他にも、ご家族の様子を見ながら、仕事や作業に打ち込みたい場合にも利用できるフレキシブルで便利な空間です。
4.まとめ
子育てが楽しくなる間取りとは、家事動線や収納効率の良い間取りともつながる一石二鳥のアイデアです。
親子で一緒に楽しめる空間や安心安全な距離感を間取りに反映させることは、お互いへの気配り・助け合いにつながります。
また、子育てが楽になる間取りを考えることは、お子様の成長や自立心を育むことにも役立ち、親子にとってメリットのあることなのです。
お子様がまだ小さいうちはワンルームタイプの開放的なオープンリビングに家事スペースやお子様のスペースを集約しておくことが理想ですが、将来、お子様が成長してライフスタイル変わることも念頭に入れて、仕切りでの調節やフレキシブルに使える空間を確保しておくことをおすすめします。
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