新型コロナで、私たちの生活は一変しました。住まいのあり方、私たちの暮らし、働き方が、今、大きく変わろうとしています。コロナ時代の家づくりは、どんな考え方で進めていけばよいのでしょうか?今回は、家を建てる、家をつくる、という人生の中で最大のプロジェクトとも言える注文住宅の家づくりの考え方についてご紹介します。
コロナ禍の住まい探しの影響は?
今、注文住宅の家づくり、住まい探しをしている方に、リクルート住まいカンパニーが実施した「コロナ禍の住宅購入・建築検討者調査」(2020年5月)によると、住まい探しをしている方のうち、マンション派と戸建て派の割合は、絶対戸建29%+どちらかと言えば戸建34%=一戸建派63%となり7pt上昇。コロナを機に多くの方が戸建てに住みたい!と考えるようになったことがわかります。
解決したい住まいの課題は?
次に、住み替えを検討している方が解決したいことは何でしょうか?
・今より部屋数の多い家に住み替えたい 40%
・今よりリビングを広くして、かつ個室も確保したい 27%・通勤利便性より周辺環境重視で住み替えたい 26%
・今よりリビングの広い家に住み替えたい 24%
となりました。リクルート住まいカンパニー「コロナ禍の住宅購入・建築検討者調査」(2020年5月)
やはり、皆さん、①今より広い家。②部屋数もほしい。③郊外など環境重視で住み替えたい。と考えているわけですね。
コロナ時代の住宅に求める条件
さらに具体的な間取りの希望はどのように変化しているのでしょうか?
一戸建てを希望する方がコロナ拡大で住宅に求める条件(複数回答)
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出典:リクルート住まいカンパニー「コロナ禍の住宅購入・建築検討者調査」
なるほど。住宅の性能は、採光、通風、防音性を重視しています。間取りは、仕事部屋、収納を増やすこと。設備としては宅配ボックスがあると便利ということですね。さらには、料理の機会も増えて、キッチンの充実などを求める声も増えているようです。
新型コロナで住まいはどう変わる?
2020年4月に実施された同社「これから10年で増える家/テレワーク×住まいの意識・実態調査」では、自宅でテレワークをする際に困っていることを聞いたところ、「オンとオフの切り替えがしづらい」という声が最も多かったのです。
コロナ時代の家づくりは、暮らしを創るプロジェクトの始まり
では、これからの住まいづくりは、どんな考え方をもって始めればよいのでしょうか?
コロナを機に、どこの住み、どう働き、どんな暮らしをしたいのか。自分たちに最適なスタイルは、自分たちで発見しなければなりません。コロナ時代の家づくりは、マンションや建売住宅のような既製品を「選んで買う=消費」のでなく、自分たちらしく生きるために、「暮らしをつくる=プロジェクト」なのです。
郊外で広々と快適に暮らす~環境、快適、利便性~
今、大都市郊外、地方都市の住まい探しに注目が集まっています。利便性よりも、リビングが広く、プラス1部屋があり、プライバシーが保てて、環境がよいこと、がポイントです。つまり、周辺環境、快適性、利便性のバランスが鍵と言えます。
外とつながる暮らし~屋上、中庭、ウッドデッキ~
家が仕事の拠点にもなる「職住融合」の家づくりが進む中で、居住空間の快適さにプラスして、家にいながら外とつながる、屋上、中庭、ウッドデッキなどの、外と中をつなぐ空間も求められるようになりました。機能性はもちろんの、外と緩やかに繋がる暮らしが、家族の身体と心を守るための家づくりでもあるのです。
プライバシーを考慮した住宅性能~気密性、遮音性~
家族と暮らす時間が増えるにつれて、家の中での会話、オンライン会議の際の生活音、近隣の騒音なども、これまで以上に気にかかるようになりました。断熱・気密・遮音などの住宅性能、間取りの工夫。コロナ時代はプライバシーを考慮した家づくりがますます重要となりました。
新しい日常に対応したコロナ時代の間取り
可変性の高い間取り
ライフスタイルや環境の変化により間取りを変更したくなることもあるでしょう。壁の位置を変えられる間仕切り壁にしておくことが大切です。
玄関
手洗い動線
新しい生活様式の手洗いうがいが自然と身につく、玄関近くの手洗い場は、ペットの散歩帰りにも便利な間取りです。
シューズクローク
玄関から洗面、浴室へとスムーズな間取りや、玄関脇のシューズクロークに隣接した、帽子、コート、傘などの身の回り品を収納できるファミリークローゼット、があると便利です。
収納
パントリー
災害時にも必要な、日用品をストックは、広めのパントリーが便利です。キッチンからの食料品の出し入れはもとより、宅配や買い物で調達した水のボトルやトイレットペーパーなどの日用品の収納スペースはできるだけ玄関に近いのがベストです。
宅配ボックス、置き配
置き配対応の宅配ボックス、宅急便の荷物を一時置きできる収納場所があると何かと便利です。鍵付きのボックスが必須ですね。
広めのリビング、中庭、ウッドデッキ
新型コロナ禍によらず、災害時など外出を控える機会が増える可能性があります。広めのリビングは、子供が遊びやすく、高齢でもテレビやPCモニターを見ながらの体操ができる空間があると快適です。できれば中庭、ウッドデッキなどがあればより広々と空間が使えます。
心地よい場所
職住融合のテレワークができる家では、心地よい空間が数多くあると、それだけ住空間が快適になります。オンとオフの切り替えがしやすい場所があれば、心と身体の健康も維持しやすくなるはずです。家は家族1人ひとりの居場所です。コロナ時代の家づくりは、家族の心と身体の健康を守る居場所をつくることでもあるのです。
まとめ
今、住まいのあり方が変わりはじめています。住まいは、家族の安全・安心を守るため、健康で末永く快適に暮らすためカタチです。最適な家の形は家族の数だけ存在します。理想の住まいづくりは、人生で最大のプロジェクトです。ぜひウェルホームにご相談ください。
コロナ時代の家づくりは、ウェルホームにご相談ください
どんな家を建ててどんな暮らしをしたいのか。しっかりと自分たちの考えを把握した上で、理想を詰め込んだ家づくりを進めていきましょう。
「WELLHOMES」は希望・願いを意味する 「WELL」から名付けられました。
「家づくり」は人生でいちばん大きな 買い物ではなく、プロジェクトです。
あなたの希望のプロジェクトを応援することを使命に、豊かな人生の実現に貢献することを目指してまいります。
注文住宅の家づくりをもっと楽しく。もっと快適に。耐震性能や気密・断熱性能、長期保証を網羅しながら、あなたの「欲しい」をデザインしています。
あなたの家づくりを、しっかりとサポートします。ぜひ気軽にご相談ください。
ネクストイノベーション株式会社 ウェルホーム
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