東京・神奈川・埼玉で新築を|外壁材選びで変化する家のイメージ

 

住宅を建築するには、さまざまな素材を使用します。

住宅を彩る素材の中でも、住宅のイメージを決める素材が「外壁材」です。

間取りや内装は、家に入った人にしか分かりませんが、外壁は家のどの部分よりひときわ人の目とまります。

外壁材の選び方によって、家の装いは大きく変化するのです。

今回は、住宅のデザインを引き立てる立役者の「外壁材」にクローズアップしてみましょう。

外壁材とひとくくりでまとめられていますが、多くの種類が存在し、その種類によっても機能や特色にも違いがあるのです。

外壁材を知ることで、家づくりがもっとグッと楽しい時間になるのです。

 

~table of contents~

● 外壁材の役割とは

● 後悔しない外壁材選びをするためには

● 外壁材の性能はメンテナンスで違いが出る

● お客様の希望や願いを 形に変えるお手伝いを

 

外壁材の役割とは

 

 

外壁材は家全体の印象を左右するなど、デザインなどの芸術面でのイメージが高い素材ですが、もっと重要な役割を担っています。

それは、「厳しい自然環境方家族の命と生活を守る」ということです。

日本は世界の中でも四季折々、いろいろな表情を見せてくれますが、その反面さまざまな環境に対応していかなければいけません。

雨の多い「梅雨」、燦々と照り付ける「真夏の日差しや暑さ」、季節により吹き荒れる台風など、自然環境によって担う役割が変化しているのです。

そのさまざまな環境に対応し、家を、家族を守ってくれているのが、外壁材です。

一言で外壁材と表現していますが、いろいろな種類があり、さまざまな魅力と特徴を持っています。

どんな外壁材があるのか、その違いを解説していきましょう。

 

外壁材の種類と特徴を解説

 

同じように見える建物でも、それぞれに特徴があり、ひとつひとつ思いが込められています。

住宅の良さを、快適性を、安全面を高めるために、いろいろな素材を合わせながら「ひとつの形」になっています。

では、いったいどの外壁素材に人気が集まっているのでしょうか。解説していきましょう。

住宅で主に使用されている外壁材の種類は、大きく分けて下の6種類になります。

 

● 窯業系サイディング

● 金属サイディング

● ALC

● タイル

● 塗り壁(セメントモルタル・土)

● 羽目板(板張り)

 

その中でもどの外壁材が多く利用されているのかが分かる、データがあります。

「新築戸建住宅の外壁材 材料別構成比」という情報が、日本窯業外装材協会から公表されています。

下のグラフでも分かるように、日本で建てられている新築住宅の約8割が「窯業系サイディング」を使用しています。

 

 

出典:統計データ|日本窯業外装材協会

主要の外壁素材には、どのような違いがあるのでしょうか。

それぞれの外壁材がどんな特徴を持っているのか、見てみましょう。

 

窯業系サイディング

 

新築住宅の中で最も使用率が高いのが、「窯業系サイディング」です。

主として、セメント質と繊維質や繊維が混ぜて作られており、住宅のデザインがより引き立つよう加工された商品です。

木目調、レンガ調、タイル柄などさまざまなデザインやカラーバリエーションがあり、種類が豊富な点が最大の魅力でしょう。

多くに家で使用されている理由としてあげられるポイントは、初期費用が手頃というコスト面とバランスの取れた優れた機能性、そして選択の自由度の広い豊富なデザインです。

厚みによっても質感の違いがありますので、しっかりと自分の目で確かめてみましょう。

そして窯業系サイディングと一言で表されていますが、「親水性」と「光触媒」の2種類に分かれます。

窯業系サイディング材では、「親水性」と「光触媒」の高機能塗膜をすることも可能です。

 

● 親水性サイディングは、サイディングの表面にシリカ(Si)やフッ素などが塗布してある製品です。

外装材の表面に常に水の薄い膜を形成し、静電気の発生や汚れの付着を防止しています。

塗布することにより、長期間にわたりきれいな状態を保ちやすい特徴があります。

● 光触媒サイディングは、サイディングの上に有機化合物を分解する物質を塗布してある製品です。

紫外線が当たることにより効果を発揮し、外壁材の状態を保ちます。

有機物の分解効果を活かし、油汚れやコケなどの発生を抑制します。

 

金属サイディング

 

金属サイディングの代表とも言える「ガルバリウム鋼板」は、金属の外壁材の中で最も普及率の高い外壁材です。

「シンプルでスタイリッシュ」「シャープなイメージ」など、デザイン性の高い外観を表現できます。

鉄やアルミニウムなどの板材に発泡系樹脂断熱材を補強材として成形しており、軽量で施工がしやすいという特徴を持っています。

そして材質には鉄やアルミニウムが使われていますが、錆が出にくいのもメリットのひとつとしてあげられます。

 

ALC

 

ALC外壁はヨーロッパを中心に普及し始めた建材で、軽量気泡コンクリートが使用されている外壁材です。

高温で発泡加工していることから、内部に気泡が空いています。

そのため重量も非常に軽く、断熱性や耐衝撃性にも優れています。

 

タイル

 

粘土や石材を細かく砕いたものを焼き固めて作られているタイル材。

素朴なデザインから高級感を感じさせる製品まで、デザイン性の高さでは窯業系サイディングにもひけを取りません。

他のサイディングと比べて耐久性が極めて高く耐候性にも優れており、メンテナンスはほとんど不要というメリットもあります。

クラシックスタイルから南欧スタイルなど、デザイン性を求める住宅にも幅広く対応でき、見た目の高級感も人気の集まる特徴のひとつになっています。

 

塗り壁(セメントモルタル・土など)

 

モルタルとは、セメント1に対して砂を3の割合で混ぜ込んで作られる建築素材です。

雨に弱そうというイメージをもたれがちですが、近年では防水性に優れたモルタルも存在しています。

不燃性で有毒ガスを発生しない、台風や竜巻などにも強く簡単には破損しないなど、メリットもあります。

外壁や内装などで活躍する塗り壁などは、他のサイディング材では演出できないような自然の風合いをかもし出すなど、オリジナル性を高めることも可能です。

既製品の外壁材よりも柔軟に対応できることから、こだわりのある住宅づくりを目指している方にはおすすめの外壁材です。

 

羽目板(板張り)

 

古来より、高温多湿な日本では多用されてきた羽目板の外壁材。

木材から感じる、自然の素材の風合いと質感を家づくりに活かすことができます。

現在では火災対策を想定した商品など販売されています。

 

このように同じように見える製品でも、年々さまざまな技術が改良されています。

ここで紹介している情報も、ほんの一部にすぎません。

カタログを見るだけでは、外壁材の持つ良さを感じ取ることは、難しいでしょう。

見学会やさまざまなイベントもご用意しています。そういった機会をうまく活用し、見て・ふれて・体感することで、あなた好みの外壁材とであるチャンスにつながります。

 

後悔しない外壁材選びをするためには

 

 

住宅を彩る外壁材も、素材、デザイン、カラーリングなど、たくさんの種類があります。

今はたくさんありすぎて、かえって迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

たくさんある中の外壁材からセレクトするためには、選ぶべきポイントがあるのです。

一生に一度かも知れない家づくり。後悔のない外壁材選びのポイントをご紹介します。

 

外壁材の持つ性能から選ぶ

 

いろいろな外壁材がありますが、前の項で解説したようにその外壁素材が持つ「強み」があります。

● 外部からの暑さを防止する「遮熱機能」

● 内部からの熱を逃げにくくする「断熱機能」

● 音の遮断による生活環境の安定を供給する「防音機能」

● 外壁の汚れを落としやすくする「親水機能」

● 外壁材に汚れがつきにくくなる「光触媒機能」

など、外壁材の持つ特徴に合わせプラスされている付加価値も判断基準のひとつになります。

住宅は長く家族が集う空間となります。

過ごしやすい環境、安心・安全に過ごせる環境など、自分たちのこだわりたいポイントを外壁材選びに組み込んでいきましょう。

 

外壁材のデザイン性・カラーバリエーションから選ぶ

 

住宅の機能ももちろん大切ですが、やっぱり家づくりでこだわりたいポイントとしてあげられるのが「デザイン性」です。

外壁の人気色は流行にも左右されますが、近年の傾向は比較的「控えめなカラー」が選ばれています。

● 穏やかな色彩の中にも、華やいだ印象も与えてくれる。ロングランで人気の高い「ベージュ系」

● 周囲との調和力はバツグン。クールな印象が際立つ「グレー系」

● シックさの中にも、温かみをプラスする。色彩により変化のでる「茶系」

住宅全体のイメージや周囲との調和も考えながら、セレクトすることが重要です。

 

外壁材の性能はメンテナンスで違いが出る

 

 

外壁材の特色を活かすためには、日頃のメンテナンスも重要です。

メンテナンスを怠ってしまうと、外壁材が著しく劣化し、住宅の基盤となる基礎を守る力も低下してしまいます。

そして劣が進むことにより、漏水や雨漏りなど家にとって取り返しのつかない状況にもつながります。

外壁材もしっかりとメンテナンスすることで、安定した外壁環境を持続できるだけではなく、修理などを行う場合でもメンテンナンス費用もグッと抑えることも可能です。

外壁材は中に住む家族だけでなく、建物の基礎となる柱や構造も守り、サポートしています。

 

お客様の希望や願いを 形に変えるお手伝いを

 

 

「WELLHOMES」は希望・願いを意味する 「WELL」から名付けられました。

「家づくり」は人生でいちばん大きな 買い物ではなく、プロジェクトです。

あなたの希望のプロジェクトを応援することを使命に、豊かな人生の実現に貢献することを目指してまいります。

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あなたの家づくりを、しっかりとサポートします。ぜひ気軽にご相談ください。

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監修者情報

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