東京・埼玉・神奈川の首都圏の住まいづくりでは、広い土地を見つけにくく余裕のある間取りが難しいケースが多いですよね。
しかし在宅ワークやお子さんのリモート学習が増えている現代、広いリビングを検討する方が増えています。
今回は実際に東京エリアで建てた、広いリビングのある注文住宅をピックアップしてご紹介します。
広いリビングのメリットやデメリット、おしゃれに仕上げるコツなども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
■首都圏こそ広いリビングをつくるべき理由
■おしゃれで広いリビングの注文住宅実例
■広いリビングのメリット
■広いリビングのデメリットと対策
■広いリビングと相性の良い間取り
■広いリビングをおしゃれに仕上げるコツ
■首都圏こそ広いリビングをつくるべき理由
冒頭でも触れたように自宅で過ごす時間が増えている現代は、広い住まいを求める方が増えています。特に在宅勤務率の高い首都圏エリアでは、賃貸で狭さを感じて家づくりを検討する方も少なくありません。
しかし予算や土地の広さには限りがありますから、すべての部屋を広くつくるのは難しいですよね。こうした背景もあり、令和時代の住まいづくりでは広いリビング空間を検討するのがおすすめです。
間取りの工夫で生み出した床面積をリビングに集めれば、在宅ワークや子育てにも幅広く対応できます。広いリビングは、家族が集まるコミュニケーションリビングに仕上げやすいのもおすすめの理由です。
■おしゃれで広いリビングの注文住宅実例
実際に東京で建てた、広いリビングのある注文住宅を写真付きで解説します。
リビング以外の写真も詳細ページにありますので、ぜひチェックしてみてください。
事例①
- 建設地:八王子市
- 延床面積:139.74㎡
高い吹き抜けのリビングは、実際の床面積以上の広さを感じる素敵な空間に仕上がりました。
アクセントウォールやシーリングファンが、上品な高級感を演出しています。
リビングと直接つながるダイニングは、天井の高さを変えてゾーニング。壁をつくらないで空間を分けることで、さらにリビングを広く見せています。
【事例詳細】楽器演奏を思い切り楽しむ。開放感あふれる南仏調の住まい|八王子市
事例②
- 建設地:立川市
- 延床面積:189.62㎡
奥行のあるリビングは勾配天井で高さを稼ぎ、開放感のある空間に仕上げました。
隣接する畳小上がりはあえて扉を設けずつなげることで、さらに広く見せています。
【事例詳細】中庭から光がふりそそぐスタイリッシュモダン2世帯住宅|立川市
■広いリビングのメリット
・開放感があり気持ち良い
広いリビングは閉塞感がないため、家族みんなで気持ち良く過ごしやすいのが大きなメリットです。
人によっては狭い部屋の方が落ち着くケースもありますが、人数が多いとやはり圧迫感が生まれるもの。
広くて気持ち良い空間は家族が自然と集まりやすく、お客さんをおもてなしする応接スペースにもピッタリ♪
・デザインバリエーションが豊か
小さな部屋だと圧迫感が出てしまうデザインやアクセントも、広いリビングなら採用しやすいです。
例えば高級感のあるダーク系のカラーは圧迫感を与えてしまうこともありますが、広いリビングなら上手に緩和できます。
壁と天井の面積が広くなるため、窓や照明の配置でおしゃれに演出できるのもgood♪
・模様替えを楽しみやすい
リビングが広いとテーブルやソファの配置自由度があがるため、ライフスタイルの変化に合わせて模様替えを楽しめるのもメリット。
お子さんが小さいうちは子育て効率を重視した配置、大きくなったらプライベートスペース重視の配置など、状況に合わせて変えることができます。
「気に入ったテーブルが大きすぎて置けない…」とあきらめるシーンが少ないのもうれしいですね。
・在宅ワークに対応しやすい
リビングの床面積に余裕があるとデスクスペースを作りやすく、効率的に在宅ワークをこなせるのも大きなメリットです。
広いデスクスペースと十分な収納、目線のコントロールなどもしやすいので、仕事に集中できる環境を作れます。
■広いリビングのデメリットと対策
・冷暖房が効きにくい
リビングが広くなると空気の体積が増えるため、エアコンやストーブを点けてから適温になるまで時間がかかります。
窓の面積が増えるため、ガラスを通じて外気の影響を受けやすくなる点にも注意が必要です。
【対策】⇒高気密・高断熱で建てる
住まい全体を断熱層で包みすき間を減らす高気密・高断熱の住まいなら、広いリビングでも快適に過ごしやすいです。
外気の影響を受けにくいので広い部屋でも冷暖房効率が効きやすく、部屋ごとの温度差も少なくなります。
リビングだけでなく住まい全体が快適になるため、ハウスメーカーの気密性・断熱性への取り組みに注目してみましょう。
・家具のレイアウトが難しい
広いリビングは家具レイアウトの自由度が高い分、慣れていないと難しく感じる方も多いようです。
窓や開口部が多くなる分、壁に沿って家具を配置しにくいのも難易度が高くなる原因です。
【対策】⇒インテリアとトータルコーディネートする
間取りが完成してからテーブルやソファを選ぶのではなく、同時進行でトータルコーディネートすると素敵なレイアウトに仕上がります。
実際に置くアイテムを決めてから窓やドアの位置を決めれば、失敗や後悔を防げます。
内装との統一感も出るので、広いリビングがよりおしゃれに仕上がるのもうれしいポイントです♪
・目線が気になる
広いリビングに大きな窓をつくると、外部からの視線が気になるケースが多いです。特に周囲の建物が近い首都圏エリアでは、広い部屋をつくる際注意したいポイントです。
【対策】⇒土地探しからこだわる
これから新築用の土地を購入される方は、ある程度間取りのイメージをつくりながら探しましょう。
土地がない段階でも私たちハウスメーカーは相談を受け付けていますので、イメージづくりと土地探しを同時進行するのがおすすめです。
私たちウェルホームも住まいづくりのプロ目線で土地探しをサポートしますので、お気軽にご相談ください。
■広いリビングと相性の良い間取り
・吹き抜け
実際の床面積以上の広さを感じさせてくれる吹き抜けは、リビングとの相性バツグン♪
高い窓からの自然光も、リビングをより広く見せてくれます。
・リビング階段
広いリビングに階段を配置して、回廊のように使う間取りも人気です。
廊下を省略して、より広いリビングをつくれるのもgoodポイント♪
・オープンキッチン
壁のないオープンキッチンは、広いリビングのおしゃれなアクセントとして機能してくれます。
上の写真のような回遊性の高いアイランドキッチンなど、効率的に使えるのもオープンキッチンの魅力です。
・アクセントウォール
カラーや材質を変えたおしゃれなアクセントウォールも、広いリビングと相性の良いデザイン。
小さな面積に使うよりデザインが引き立ち、圧迫感なく仕上がる組み合わせです。
・畳小上がり
広いリビングの中につくる畳の小上がりスペースは、とっても使い勝手の良い間取り♪
対面キッチンからお子さんを見守ったり、洗濯物を畳んだり、家事&育児をサポートしてくれます。
・オープンデスク
床面積に余裕があると、リビング内に専用のデスクスペースを設けることも可能です。
在宅ワークやお子さんのリビング学習など、家族みんなで使える共有スペースとしておすすめ。
■広いリビングをおしゃれに仕上げるコツ
・照明にこだわる
広いリビングは照明による印象の変化が大きく、こだわることでグッとおしゃれに仕上がります。
シーリングライト一つで済ませるのではなく、ダウンライトや間接照明などを使って、高級感のある空間に仕上げましょう。
【関連コラム】新築の照明選びをあと回しにしてはいけない理由|東京のおしゃれなライティング実例
・生活感を見せない
広い間取りほど、モノが散らかって生活感が出ると一気に残念な印象になってしまいます。
特にいろいろなアイテムが集まりやすいリビングは、しっかり収納をつくって生活感を上手に隠しましょう。
市販のキャビネットを置くとお部屋に凹凸ができてしまいますので、なるべく新築時に造作収納をつくるのがおすすめです。
・掃除しやすさにこだわる
広いリビングの悩みや心配としてよく挙がるのが、広くて掃除が大変という問題。
対策としては、なるべく凹凸を少なくしてシンプルな間取りにするのが効果的です。
床面が広く見えるシンプルなお部屋なら掃除の手間はそれほど変わりませんし、ロボット掃除機に任せることもできます。
■まとめ:家族が集まる広いリビングで、理想のライフスタイルを
変化が大きい令和時代のライフスタイルに、広いリビングの間取りはピッタリです。
住まいの顔であるリビングを素敵に仕上げて、家族や友人が集まる理想のライフスタイルを実現しましょう。
わたしたちウェルホームでは、東京・神奈川・埼玉を中心に、お客様の理想を実現する住まいづくりをお手伝いしています。
首都圏エリアで鍛えた設計力で広くて快適なリビングづくりもサポートしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
東京の立川・八王子と神奈川の横浜には、広々リビングの間取りを体感いただけるモデルハウスもご用意しています。
住まいづくりのはじめの一歩として、ぜひお気軽にご来場ください。