一生の中でも大きな買い物であるマイホーム、暮らしやすさはもちろんおしゃれに仕上げたいと思うのは当然のことです。
しかしほとんどの方にとって注文住宅づくりは初めての経験ですから、どうやったらおしゃれになるのか分からないですよね。
今回はおしゃれな注文住宅を構成する基本的な7つの要素と、具体的な取り組み方のコツを解説します。
Contents
■おしゃれな家は何が違う?
おしゃれな家はパッと見た瞬間に違いを感じますよね。このとき細かい部分でとらえるのではなく、第一印象で「この家はおしゃれだ」と頭が判断しているはずです。
人間も最初の数秒で印象が決まると言われますが、良いイメージを与える人は服装や髪型など細かい部分にこだわっています。
マイホームも同じで、おしゃれに見せるためには一つひとつの要素にこだわる必要があります。
具体的な内容については私たち施工店がしっかりサポートしまが、お施主様ご自身も基本的な考え方は覚えておくと家づくりがスムーズです。
次の章で解説する内容を覚えて、素敵な家の写真を見たとき、「なぜおしゃれに見えるのか」をちょっとだけ考えてみましょう。
■おしゃれな注文住宅に必要な7つの要素
①センスの良い外観
最初に目に入る外観のデザインやクオリティは、マイホームの印象を大きく左右する重要な要素です。
マイホームは長く暮らす場所ですから、外観デザインはあまりトレンドを意識しすぎずシンプルに仕上げましょう。
派手なカラーや装飾は流行が過ぎると古臭くなってしまいますが、シンプルな定番デザインはいつまでもセンス良く見えるものです♪
外観はたくさんの種類がありここではご説明しきれないので、こちらの関連コラムもぜひご覧ください。
②開放感
ドアを開けて足を踏み入れたときの第一印象は、お部屋の開放感も大きく影響します。
広くても開放感が無いお部屋はマイナスの印象を受けやすく、逆にコンパクトでも開放感があればおしゃれに見せることが可能です。
- 天井高を上げる
- 視線が抜ける位置に窓を配置する
- 自然光をたくさん採り入れる
- 膨張色を使う
- 天井までのハイドアを選ぶ
上記は一例ですが、上手に取り入れれば床面積を広げなくても開放感のあるお部屋を作ることができます。
細かいテクニックとしては、シーリングライトをダウンライトに変えるだけでも、天井の凹凸が減って開放感がアップします。
③統一感
注文住宅の外観から内装まで一つのテイストでそろえると、統一感が出てグッと魅力的に仕上げることができます。
老舗の高級旅館やリゾートホテルと同じように、入り口からお部屋まで一つの世界観で統一することでおしゃれな雰囲気を作れるのです。
間取りや外観づくりの早めの段階でベースとなるテイストを決めると、統一感を高めやすくなります。
なるべくたくさんの住宅デザインをチェックしてみて、好みの時代や国を見つけてみるのがおすすめです♪
お部屋に置くテーブルやソファ、カーテンなどのインテリアまで統一すると、さらにおしゃれ度がアップします。
④遊び心
きっちり統一感を出したら、どこかに少しだけ遊び心を入れるのもおしゃれな注文住宅の定番テクニック。
例えばファッションでも、ビシっとフォーマルな中にちょっとカジュアルな遊び心を入れることがありますよね。
マイホームも同じように、統一された世界観の中にワンポイントの遊び心を入れることで全体を引き立てることができます。
遊び心の入れ方はカラーや間取り、窓の形や扉のデザインなどさまざま。いろいろなマイホーム事例を見て、「このアクセントおしゃれ♪」と感じたものをマネしてみるのもおすすめです。
⑤収納量
おしゃれ=収納と言われてもピンと来ないかもしれませんが、実はかなり重要な要素の一つです。
収納が足りないとすぐにモノがあふれてしまい、せっかくこだわった内装デザインも生活感で台無しになってしまいます。
モデルハウスがおしゃれに見えるのは、洋服や読みかけの本など余計なアイテムが散らかっていないからです。
つまりマイホームもたっぷり収納で常に生活感を隠せれば、モデルハウスのようなおしゃれ状態をキープできるということですね♪
収納も深いテーマですから、こちらのコラムでじっくり解説しています。
⑥機能性
「機能美」という言葉があるように、ムダなく暮らしやすい設計もマイホームをおしゃれに見せる要素の一つとなります。
例えば昔多かった長い廊下の間取りは、今のライフスタイルにマッチしにくいので美しく感じる方は少ないと思います。
逆に最近増えてきたリビング階段など廊下を省略する間取りは、スムーズな動線と開放感でおしゃれに見えることが多いです。
間取りやデザインを考えるときは、同時に暮らしやすさや動線効率など機能面にも配慮し、ムダを削ぎ落して美しく仕上げましょう。
⑦照明
意外と過ごす時間が長い夕方から夜のマイホームは、照明にこだわることでグッとおしゃれ度がアップします。
ダウンライト・間接照明・スポットライトなどの小さな灯りを複数使い、お部屋に明暗を付けると高級ホテルやレストランのような雰囲気に♪
読み書きやお料理などの作業時は昼白色でしっかり光量を確保し、夕食やくつろぎタイムは電球色でゆったり過ごすなど、使い分けも効果的です。
照明は建物ができてから買ってきて付けるのではなく、間取りと一緒にライティングプランも設計して完成度を高めましょう。
■東京のおしゃれな注文住宅間取り事例
実際に建てられた注文住宅事例を見ながら、上でご紹介した要素を確認してみましょう。
事例①
所在地 | 世田谷区 |
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家族構成 | 夫婦 |
延床面積 | 83.69㎡(25.30坪) |
土地面積が厳しい都心のハンデにビルトインガレージで対応しつつ、街並みになじむスタイリッシュな外観に仕上げました。
LDKはダウンライトでスッキリまとめ、窓の配置や階段で抜け感をアップし、床面積以上の開放感を与えています。
ホワイトとナチュラルウッドの2色に統一した内装も、センス良く見える細かなこだわり。
寝室は折り上げ天井+梁とアクセントウォールで、遊び心のある空間に♪
事例②
所在地 | 立川市 |
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家族構成 | 夫婦・お子様2人 |
延床面積 | 146.56m2 |
こちらは直線的なシルエットにツートンカラーを組み合わせ、程よい主張のモダンテイスト外観に。
ベースがシンプルなので流行に左右されず、周囲の街並みにも自然にマッチしてくれますね。
吹抜けリビングにはクライミングウォールで大胆に遊び心を加えています。
ベースがシンプルなホワイトなので、雑多な印象にならずホールド石も素敵なアクセントに♪
■おしゃれな家づくりの取り組み方
素敵なマイホームを建てるためには、次の3ステップの取り組み方を実践してみてください。
ステップ①:要望をすべてリストアップする
最初のステップでは、家族全員で話し合って叶えたい夢や今の家に対する不満、デザインの好みなどをすべてリストアップします。
ここで出た意見はすべて家づくりの材料・ヒントになりますので、実現可能かどうかはひとまず置いてまずはどんどんリストアップしましょう。
「かっこいい家に住みたい」といった大枠のイメージから、「お料理をラクにしたい」など具体的な要望なんでもOKです。
ステップ②:家族の意見をまとめる
たくさんの材料が出そろったら、次は家族の意見をある程度まとめる段階です。
例えば「和風」「ヨーロッパ風」を一つの家で実現するのは難しいです。
先にお伝えしたように統一感を出すことが大切なので、ある程度の方向性は家族でまとめておきましょう。
どうしても意見がまとまらないときは、私たちプランナーがアドバイスしますので、モデルハウスなどでお気軽にご相談ください♪
ステップ③:センスの良い施工店を選ぶ
家づくりの方向性がある程度決まったら、要望を実現してくれそうなセンスの良いハウスメーカーを選びましょう。
どんなに素敵なイメージがあっても、デザイン力と施工力が無ければ実現することはできません。
施工事例やモデルハウスをチェックして、ご家族全員が納得できるデザイン性・機能性を備えた施工店を選んでみてください。
■まとめ
マイホームづくりでは難しいこともたくさんありますが、こだわった分だけ理想のライフスタイルに近づきます。
今回ご紹介した7つの要素はどのテイストにも共通する基本的な考え方ですから、ぜひ家づくりに採り入れてみてくださいね♪
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