インテリアコーディネートから始めるおしゃれな新築づくり|建てる前に知りたい計画の進め方とテイスト選びのコツ

モダンでシックな統一感のある内装

新築を建てたいと考えた時、まず何から始めればよいのでしょうか?

土地探しや家づくり予算の相場を調べたり、ハウスメーカーや工務店を見学したりと…最初に理想のイメージづくりを始める方が多いかと思います。

それでは、内装はどの段階で考えますか?

家づくりの流れにおいて、後回しにされがちなインテリア計画ですが、実は、インテリアは間取りのバランスや家全体のテイストを決める上でも重要な、初期段階で検討しておくべき要素の1つです。

モデルハウスや施工実例で見たおしゃれな内装に惹かれて、会社を決めることもあるでしょう。インテリア計画は、依頼する会社との相性を決める上でも欠かせないポイントとなります。

せっかく新築を建てるのですから、理想的な内装をイメージしながら家づくりを始めていきましょう。

そこで、今回は新築を建てる前に決めておくべきインテリア設計のポイントとテイストの選び方、コーディネート術を実例とともにご紹介いたします。

 

 

 


目次
1.新築を建てる前に決めておきたい~インテリア設計に必要な3つのポイント
2.おしゃれなインテリアをハイセンスに仕上げる秘訣
3.【実例】テイスト紹介
4.まとめ


 

 

 

1.新築を建てる前に決めておきたい~インテリア設計に必要な3つのポイント

モダンスタイリッシュな統一感がおしゃれなダイニング空間

立地環境や資金計画、ハウスメーカーや工務店との相性など、家づくりにおいて見極めが大切な場面は多くあります。インテリアもまた理想の暮らしを叶えるために外せない重要な要素です。

イメージ通りのデザインや暮らしやすいレイアウト、お好みのテイストに包まれて毎日を過ごすご家族を想像してみてください。部分的な家具や装飾だけでは叶わない、内装全体、家全体のコーディネートが必要だということがイメージできるのではないでしょうか。

お気に入りテーブルやソファがあるように、間取りを考える上でもお好みの家具やテイストに合わせたデザイン計画が、理想の家づくりを実現させる第一歩となるのです。

まずは、インテリア設計に必要な3つの重要ポイントを解説していきましょう。

 

 

 

(1)ポイント 内装デザインからはじまる間取り決め

一般的なハウスメーカーや工務店では、住まいの設計担当者がお客様のライフスタイルや希望を聞いてプランを立てていきます。その後にインテリアコーディネーターによる打ち合わせが入り、内装デザインを細かく決めていくという流れになっています。

このように、はじめの段階で希望するテイストやスタイルが定まっていないと、内装を計画していく中で「このデザインには横長の窓の方が雰囲気が合っていた」「この素材の壁はこちら側の方がおしゃれだった」など、変更が利かない部分が多いに出てきてしまう可能性があります。

そうならないためにも、実現させたいイメージをより詳しく最初の打ち合わせから担当者と共有していくことが大切です。また、「内装計画時に追加費用がかかった」「希望のデザインを諦めるしかなかった」というような失敗を避けるためにも、予算とのバランスをとりながら内装と間取り計画を同時進行で調整していくことをおすすめします。

 

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(2)ポイント テイストを定めて完成度の高い仕上がりに

インテリア計画を進める上で、まず明確にしておきたいのがお好みのテイストです。

テイストによって、家具や装飾をはじめ壁材や床材の素材、色が絞られてきます。おしゃれな雑誌やハウスメーカー、工務店、デザイナーの施工事例などを参考に理想のイメージにより近いテーマや雰囲気をリストアップしておくとよいでしょう。

打ち合わせ時に、イメージ写真や雑誌を持参することで担当者との共有もスムーズになります。

 

 

a. ナチュラルテイスト

あたたかく優しい雰囲気が特徴的。無垢材や漆喰、珪藻土など自然素材を使って質感の味わいを楽しみます。内装に合わせた家具や落ち着いたトーンの装飾が似合う、ほっとできる空間づくりにぴったりです。

 

b. 和モダンンテイスト

和の伝統とモダンテイストの良さを組み合わせた意匠的な魅力があります。インパクトのある丸太柱や格子建具、障子、畳などメリハリをつけて、和の趣きを取り入れることで、スタイリッシュな仕上がりになります。

 

c. モダンテイスト

洗練された高級感が魅力のモダンテイスト。落ち着きのある大人シックからシンプルで明るい印象の内装まで、装飾や照明の効果で美しい雰囲気を演出できます。

 

 

テイストを定めることで、より完成度の高い住まいがイメージしやすくなり、家づくりの過程が楽しくなるというメリットがあります。

 

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(3)ポイント コンセントの配置と数は意外な落とし穴

デザインやテイストに注目し過ぎて見落としがちなコンセント。

家事や生活の機能性を左右する点において重要なコンセントの数や配置は、インテリア計画においても忘れてはいけないポイントです。

内装や間取りを同時進行で進めていくように、家具や照明、窓、棚などのレイアウトにともなうコンセントの配置・数を一緒に決めていく必要があります。新しい暮らしやインテリアを考えながら想像を膨らますのは、なかなか難しいので、経験・実績豊富なプロに希望を伝えながら決めていくとよいでしょう。

 

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2.おしゃれなインテリアをハイセンスに仕上げる秘訣

カントリーアメリカンテイストのナチュラルで明るいキッチンダイニング

インテリア計画の基本がつかめたところで、完成度の高い内装に仕上げるためのコツを押さえていきましょう。

 

 

(1)秘訣 間取り・レイアウトの決め方

間取りレイアウトをバッチリ決める上で、ポイントとなるのが主役決めです。

その空間の主役となるソファやテーブル、ラグなどを決めて、配置バランスや空き空間のゆとりが心地よい間取りを考えます。

基本的に、テイストに合ったシンプルな内装にしておくことで、どんな主役となる家具を置いても自然に引き立ち、家具を買い替える場合にも対応しやすくなります。また、住み始めてから家具や装飾が増えることを考えると、できるだけシンプルなレイアウトを想定しておくのがよいでしょう。

 

 

(2)秘訣 色の決め方~壁材・床材選び

次に、色の決め方です。色選びは、どんなテイストにするのか、どんな雰囲気に仕上げるのかを決めるインテリア計画の中で特に重要なポイントです。

また、色の効果で空間の用途や気分が変わってきます。

空間の中で1番面積の多くを占める、壁材や床材、天井には「秘訣①」でも解説した主役が引き立つ色・素材を選ぶことが大切です。

打ち合わせで、小さなサンプルを見る場合には「明るい色は面積が大きくなるとより明るく鮮やかに、暗い色は面積が大きくなるとより暗く低明度に感じる」という視覚効果を知っておくとよいでしょう。

 

a. 明るく開放感のあるリビングを演出するには

ナチュラルな白い壁を採用する場合には、一般的に無垢材の床から黄みがっかた白い壁、明るく白い天井のようにトーンを薄くしていくことで、視覚的な開放感を得ることができます。

 

b. リビングから見える空間には統一感を持たせて​

対面キッチンのようにリビングから見える空間は、リビングと組み合わせた色選びをすると良いでしょう。空間に自然なつながりが生まれ、統一感と広がりを感じることができます。

 

c. 寝室やくつろぎ空間はダークトーンで落ち着かせる

静かに落ち着きたい空間には、濃い色を1面使いで採用するとよいでしょう。例えば、天井に黒を持っていくと低く落ち着いた印象の空間になります。アクセントとして、濃い色を入れるだけでぐっと雰囲気を変えることができます。

 

d. おしゃれなアクセントクロスで遊び心をプラス

ご家族だけの家事スペースや趣味の部屋にお好みのアクセントクロスを取り入れるのもおすすめです。

空間の楽しい雰囲気づくりや家具とのコーディネートを考えてお好きなクロスで冒険してみるのもよいでしょう。

 

(3)秘訣 収納を見せる?隠す?

インテリアをまとめる上で、収納も忘れてはいけないポイントです。

見せる収納と完全に隠す収納を区別して、バランスの良い収納場所を確保しましょう。

収納のと床や壁の素材・色を合わせることで、すっきりとおしゃれに演出することができます。

 

 

(4)秘訣 照明や窓の配置も重要?

窓の取り方や明かり調節はインテリアにおいてとても基本的なポイントです。空間の目的や理想のテイストに合わせて、窓や照明を選ぶことが大切です。

リビングといった広い空間には、天井から照らすタイプのダウンライトが人気です。柔らかくあたたかい印象の間接照明で、空間の広がりやおしゃれを演出する方法もおすすめです。

また、窓の大きさや位置、カタチさらには窓から見える景色によって部屋の印象を変えられるのも魅力です。

 

 

 

3.【実例】テイスト紹介

洗練されたデザインのモダンナチュラルテイストのスキップフロアのあるキッチンダイニング

人気のテイストを実例内装デザインでご紹介しましょう。

 

 

 

(1) ナチュラルモダンテイスト

吹き抜けとリビング階段の組み合わせ~ナチュラルモダンな住まい

木のナチュラルなぬくもりと白の統一感が美しいスタイリッシュな内装デザインです。

 

 

 

(2) 和テイスト

おしゃれなモダン和室

和の素材をモダンテイストで組み合わせた新しくも落ち着きのある洗練されたデザインです。

 

【関連コラム】おしゃれな和モダンの家で暮らす|東京で癒しの注文住宅

 

 

 

(3) リッチなモダンテイスト

高級感が魅力のシックな仕上がり~モダンなリビングダイニング

高級感のあるシックな仕上がりが魅力の大人テイスト空間です。

 

 

 

4.まとめ

理想のインテリアと言っても具体的にイメージするのはなかなか難しいですよね?

しかし、新築が完成する終盤になってから内装デザインを決めようとすれば、できることは限られ自由度は格段に下がってしまいます。

だからこそ、家づくりを始める前に好みのテイストやデザインの方向性を考えておく必要があるのです。

使う素材や色、照明、造作家具など、ご家族が理想とする完成形とプロのアドバイスや提案をもとに、初期段階から1つずつ丁寧に作り上げていくことが、家づくりのコツなのです。

 

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