「せっかく一戸建てを購入するんだから外観にこだわりたい!」
「新しく住む家はおしゃれな外観にしたい」
このように考える方も多いのではないでしょうか。
新しく家を購入する際、長く住む家だから見た目も満足のいく家にしたいとこだわりを持っている人も多いでしょう。
マイホームの購入は人生で一番大きな買い物ですよね?
今回の記事では一戸建ての外観にこだわって購入する際、知っておくべきポイントについて解説していきます。
外観と一口に言ってもこだわるべきポイントはいくつもあるため、何から手を付けていいか分からない人はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
目次
■一戸建ての外観でこだわりたい3つのポイント
・家の形状
・窓の形
・外壁のカラーと素材
■家の形状を決めるポイント2つ
・基本の形からこだわりの形状へ
・間取りを最初に決める
■一戸建ての窓を選ぶポイントはこの2つ
・コストとデザインのバランスを意識
・外から見える場所はこだわる
■一戸建ての外壁を選ぶポイント2つ
・イメージを持ちつつ周辺環境とのバランスを意識
・気候に合わせた色や素材を選ぶ
■まとめ│一戸建ては外観にこだわりつつ環境にも合わせよう
■一戸建ての外観でこだわりたい3つのポイント
家の外観にこだわる際、他の家との差別化を図るため特に力を入れるべきポイントがあります。
どうせなら自分の理想に近く、他の家とは違う見た目にしたいですよね?
そうであれば、これから紹介する3つのポイントには特にこだわってみてください。オリジナリティあふれる家づくりの参考になるかと思われます。
・家の形状
家の形状は外観を決定づける大きなポイントとなります。
シンプルな形状は全体的にすっきりとしていて、スタイリッシュな印象を与え、形の複雑な家は豪華なイメージを持たせることが可能です。
さらに家のデザインを和風にするか洋風にするか、間をとってバランスよくするのかでも印象は大きく異なります。
・四角い総2階建ての家
・L字やコの字型など角が多い家
・総平屋建ての家
それぞれ特徴がありますが、デザインによってはシンプルでも安っぽく見えてしまったり土地によって建てられる形が限られてしまうことがあるため注意が必要です。
・窓の形
窓は風通しや採光など生活に欠かせない機能を担うだけでなく、デザインによって家の印象を大きく変えてしまいます。
窓の形には大まかに4タイプがあり
・縦すべり窓
・横すべり窓
・FIX窓
・引違い窓
これら4タイプの窓が主です。
日本の一般家庭で最も多いのは引違い窓ですが、最近ではすべり窓やFIX窓のようなタイプの窓も多く使われています。
引違い窓はコストが安く抑えられますが、デザイン性に乏しくポピュラーであるため違うタイプの窓を検討する人も多いようです。
この点は家のデザインとのバランスを考慮し、機能面でも窓の役割を果たせるかを考えながら配置なども検討しましょう。
・外壁のカラーと素材
家の外観でこだわる際の最後のポイントは外壁の色やその素材です。外壁は面積が広いため、特に全体のイメージを左右するでしょう。
・白がベース→シンプルで爽やか
・黒がベース→高級感
・グレーがベース→シックで上品
・ブラウンがベース→モダン
外観の色によって与える印象がガラッと変わってしまうため、特に購入時はしっかりと検討しましょう。
また素材に関しても同様に、同じブラウンでもレンガのブラウンなのか木材なのかで大きく印象が異なります。
周囲の環境とも合わせて色や素材にこだわることが重要であるため、好みだけで決めてしまわぬよう注意が必要です。
■家の形状を決めるポイント2つ
家の形状は実際に住んでからの生活にも影響を与えます。
また、住む地域や土地によっては建てられる家の形状が決まってしまうこともあるため注意が必要です。
土地や家族構成、それぞれを考慮しつつ検討していくようにしましょう。
ここでは家の形状を決める際のポイントを2つ紹介していきます。
・基本の形からこだわりの形状へ
家の形状を決める時は「四角い総2階建て」の形をベースとして、そこからこだわって考えていくとよいでしょう。
基本の形状はコストも安く抑えられるだけでなく、耐震性や耐熱性といった基本的な機能面でも優れています。
これらの機能をなるべく活かしながら希望の間取りや設備を検討し、少しずつ基本形をアレンジして自分の理想形に近づけていくのがおすすめです。
家は見た目だけでなく、住む人が快適に暮らせるための機能も兼ね揃えていなければならないため、まずは基本に則り考えることが重要だといえるでしょう。
・間取りを最初に決める
憧れのマイホームを建てる・購入するとなると多くの人はどんな間取りにしようか、どのような部屋の配置にしようかと考えるのが一般的でしょう。
実は間取りを最初に決めることはとても重要で、間取りが具体的に決まることで初めて設計が進み、外観にも影響を与える可能性があります。
間取り次第で四角の総2階建てでは実現困難なこともあり、ビルトインガレージをつくりたいとなったら3階建てにする必要があるなど、状況によっては家の形状も大きく変わってくるでしょう。
■一戸建ての窓を選ぶポイントはこの2つ
窓は家の外観にも大きく影響し、その数や配置などによってかかるコストも変わります。また機能面においても家の明るさや風通しなど重要な役割を持っているので、軽視はできません。
ここでは窓の選び方について、2つのポイントを紹介していきます。
・コストとデザインのバランスを意識
基本的にコストとデザイン性は反比例することが多いでしょう。
引違い窓は安価ですがデザイン的にはどこか物足りない印象であり、反対に縦すべり窓や横すべり窓はコストは引違い窓に比べかかってしまいます。
コストを安く抑えることを目的にしてしまうと、せっかくの新築マイホームもどこか安っぽく見えてしまうため、コストとデザイン(機能)のバランスは難しいと思われるかもしれません。
・外から見える場所はこだわる
コストを気にしつつもやはりこだわるところにはこだわりたいと考えるのであれば、外から見える部分にはワンポイントとしてデザインの異なる窓を配置するのがよいでしょう。
特に目立つ場所におしゃれな窓を配置し、それ以外のあまり目立たない部分に引違い窓を配置することでこだわりのポイントを際立たせることができます。
全ての窓にコストをかける必要はなく、どこか一つでもこだわりを持つだけで家の印象も変えることが可能です。
■一戸建ての外壁を選ぶポイント2つ
外壁は色と素材が重要で、特に面積が広い場所であるため選択肢によって家の印象を大きく変えてしまいます。また、周りの環境と合っていないなど、実は失敗例も多いのがこの外壁選びです。
ここでは外壁の色や素材を選ぶ際のポイントを2つ紹介していきます。
・イメージを持ちつつ周辺環境とのバランスを意識
外壁を選ぶ際、自分の理想とする家のイメージを持つことは重要です。そのイメージと周囲の環境とのバランスを考慮し、色や素材にはこだわっていきましょう。
住む地域によっては街の景観を守るための条例が設けられている場所もあり、イメージ通りの外壁が選べない可能性もあるため注意しましょう。
それらの注意点を踏まえつつ、実際に住むようになって毎日家に帰ってくるのが楽しみになるような家づくりをしていきたいですね。
・気候に合わせた色や素材を選ぶ
住む地域によって気候も大きく異なるため、暖かい地域や寒い地域で外壁の素材や色は変えたほうがよいケースもあります。
地域のハウスメーカーや工務店であればその地域の気候も考慮した外壁の素材についても詳しいので、よく相談して決めるのがよいでしょう。
長く暮らすためにはその地域の気候に適した家づくりをすることが望ましいため、自分の理想と現実の環境でうまくバランスをとっていくのが重要です。
■まとめ│一戸建ては外観にこだわりつつ環境にも合わせよう
一戸建てを購入する際、間取りや見た目など決めること、こだわりたいポイントはたくさんあるかと思われます。
しかし、すべてを自分の理想通りに進めることは難しく、時には住む地域の環境に左右されてしまう部分も出てくるかもしれません。
お客様の理想の家づくりをサポートするべく、地域に合わせた提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。