2016.08.18

年代別!住宅購入の資金計画ポイント!

住宅ローンを利用して家を買うなら、重要なのはきちんと資金計画を立てること。ただし、その計画を立てるポイントは、購入者の年齢によって大きく変わってきます。ここでは、年齢別に見た購入プランを紹介していきます。

 

■20代の資金計画

20代といっても、20歳と29歳では社会的な地位も将来設計もだいぶ変わってくると思います。いずれにせよ、まだまだ30代、40代に向けて明確なビジョンがないという人も多いのではないでしょうか。

 

そんな20代の人たちが住宅を購入する代表的なタイミングが「結婚」の後。生涯寄り添うパートナーを得たことで、将来に待つライフイベントが、ある程度明確になってくることでしょう。

このタイミングで住宅ローンを借りることは、実は非常に大きなメリットがあります。それは「借りやすい」ということです。

 

例えば25歳で住宅ローンを組もうとすると、35年間のローンを組んだとしても60歳までには返済を終えることができます。このように、長期間のローンを組めるということは、総返済額に対する月々の返済額には余裕がでてくるということに他なりません。

ということで、20代の資金系計画のポイントは、長期間のローンを組んで、出産前の子供にお金がかからない時期に、できるだけ繰り上げ返済を利用して元金を減らしておくことです。

ただ、20代といえば転職の可能性など、まだまだ不確定な要素も多いもの。いくらローンの借りやすい時期といっても、借り過ぎには注意しておきたいところです。

 

■30代の資金計画

30代ともなると、将来設計に関してだいぶ見通せる時期になってきていることでしょう。

未婚であれば、いつくらいに結婚をするのか、結婚していれば子供は何人作るのかなど、明確なビジョンを持っておくことが、この年代で家を購入するにあたって大前提となるところです。

結婚・出産予定の無い方は読み飛ばしていただいても構わないところですが、30代前半以降は子供の教育費負担が眼前の問題として出てきます。この費用をいかに資金計画に織り込んでいけるかが、将来、お金で困らないための大きなポイントとなります。

 

特に、教育費は幼稚園から小・中・高校、そして大学に至るまで、私立に入れるのか、国公立に入れるのかということで、かなり金額にブレが出てきます。事前に決めておくのがベストですが、高校や大学に関しては子供の意思や実力によって、どちらになるのかわからないところがあるしょう。

そうした将来の予想できない要因に対して、資金的に不安が残るのであれば、住宅ローンで「固定金利型」を選択しておくという考え方があります。月々の返済額を一定にしておくことで、それ以外の費用の変化に対応できるようになるのです。

20代にもいることですが、30代であれば将来のお金の流れを見立てる「キャッシュフロー表」も作りやすいことでしょう。ローン借り入れの相談前にあらかじめ作成して、自分なりに月々返済できる額を導き出しておくと、予算計画を立てる際に苦労せずに済みます。

 

■40代の資金計画

40代といえば、子供もそれなりに大きくなってきて、学費や食費、お小遣いなどを考えると、人生における家庭にかかる出費が一番多い時期とされています。ただ、これは30代の頃から収入と支出のバランスをとって貯蓄してきていれば、さほど問題にはならないでしょう。

 

どちらかというと、問題となってくるのは返済期間です。45歳で35年ローンを組んだとすると、完済時の年齢は80歳。いまは雇用延長制度などがありますので、60歳の定年以降も働けたとしても、現役時代と同じような収入は望めないでしょう。

働けなくなった時のことを考えると、月々の返済額を多くしてしまうのはリスキーです。さらに、多くの住宅ローンは完済年齢満80歳までとなっていることが多く、45歳を過ぎたら35年ローンは組めないと考えておいたほうが無難です。

 

そこで、40代で住宅ローンを組むポイントとしては、まず何歳まで働けるのかを考え、退職するタイミングで完済すると決めて、返済期間を決めるということです。

また、考えておきたいのは老後の生活資金のこと。20代、30代では遠い先の話だった老後生活も、40代ともなれば現実的なものとして見えてきます。

年金だけでは足りない場合は、このくらいの時期からしっかりと貯蓄をしておく必要があります。住宅ローンの返済額を考える時は、収入から老後資金の貯蓄を除いて計算することを忘れないでください。

 

■まとめ

20代、30代、40代とそれぞれの資金計画のポイントを解説してきましたが、いずれのケースにも言えることは「ギリギリの計画は立てない」ということ。いくら考え抜いたとしても、将来のことは誰にも予測できません。

余裕を持ったプラン作成が何より重要なポイントです。

 

※記事掲載日2016年8月現在の情報となり、状況が異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。

土地コラム一覧へ
PAGE TOP